🦁「ふわぁ〜、終わったぁぁ!!」
『わざわざありがとう笑』
🦁「ん?あぁ、全然大丈夫!!」
🦁「でも、あなたちゃんの方がやばいんじゃない?笑」
『え?』
🦁「時間」
そう言って時計を指さす。
時計の針は夜の10時を指す。
🦁「あなたちゃん車の免許持ってないでしょ笑」
『!!』
『なんで知ってるんですか?!』
🦁「だっていつも歩きだからさ笑」
🦁「いいよ、乗せてく。」
『いや、それは悪いよ笑』
🦁「いいから いいから!!」
『そ、それじゃあお言葉に甘えて……』
こうして てひょん君の車で送って貰った。
玄関の鍵を開けると
リビングから大きな笑い声が聞こえた。
🐰「そうそう、話変わるけどさ〜、どうすれば彼女と別れられると思う?笑」
………は?
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!