『えぇ、今日もお休みなんですか……』
最近、じみんさん が 会社に出勤していないようだ。
🐰「そんなに心配?」
って、ぐくが私に言ってくる。
『そ、そんなことはない……のかな……』
🐰「疑問形笑」
🐰「あなたのそういう所」
🐰「全く変わってないね笑」
そう言って笑ってくる。
『……じみんさん』
私がじみんさんを見たのは、社長に誤ってお茶をかけてしまった日。
それからもう1週間経ったけど
じみんさんはその日を気に来なくなったようだ。
『………………』
_________
会社帰り、私は見慣れた男の子を見たんだ。
『じみん……さん……?』
next
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。