第100話

97話
17,464
2019/05/15 13:05



私はまだ知らなかったんだ。

いつも、私の所にきて にこにこ している

天使みたいな じみんさん 。

それは、表向きの顔にしか過ぎなかったみたいだ。


🐥「ねぇ、リサ」


🐥「わざわざ僕にここに来るように指示して、僕を怒らせたいわけ?笑」


🐥「僕だって怒るよ笑」


🐥「あなたちゃん、ほかの男に抱きつかれてるよ可哀想に笑」


🐥「リサは今どこ?」


🐥「てひょんさんの家?すげぇじゃん笑」


🐥「は?あなたちゃん、友人宅に泊まるって?んじゃあ、今いるこいつの事か?笑」


🐥「へぇ……笑」





























🐥「まじ、そんなこと考えただけで ぐちゃぐちゃにしたくなるんだけど〜笑」






__________



私は、あなたさんが 友人宅 に泊まる ということを伝えられるとすぐに



じみんに電話をかけた。



👩「もしもし」



じみんに、その事を色々と伝えていると明らかに声調が変わった。



「 ぐちゃぐちゃにしたくなる 」



そう言って電話の向こう側で笑っている じみん。



👩「……ぐちゃぐちゃにしちゃえば?笑」



私がそういうと



🐥「まだ だーめッ笑」



なんて言う。




🐥「まずは きっかけ作りからッ笑」



そういうと私に何も伝えずに電話を切る。



👩「!!」



👩「きっかけづくりってなによ……」



🦁「リサ……?」



👩「あ、あぁ!!てひょんさん!!」



私は あなたさんが心から嫌いなはず。


なのに、なんとなく胸騒ぎがしたのはきっと気の所為よ。






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