「 僕はあなたしか愛せないから。 」
🐥「………へぇ」
🐥「ねぇ、てひょんさん……」
🐥「その言葉、覚えておいてね。」
僕は あの日 の僕に言ったように、そう てひょんさん に言った。
てひょんさんの あの、眩しい笑顔が大嫌いだ。
なんであんなに自信があるの?
ほんとに、人ってよく分からない。
やっぱり僕は
歪んだ愛がお似合いだ _____ .
そう言って、いちごみるくの紙パックを手で握り潰してゴミ箱へ入れた。
👩「………あ」
🐥「あ」
リサに会った。
👩「あんた、とことん歪んでるよね」
君に言われたくない。
🐥「そうだね、でも それは君も同じでしょ?笑」
👩「えぇ、でも貴方は昔は……」
🐥「ねぇ」
👩「!!」
🐥「昔の話はしないでよ」
そう、僕は昔
純水な愛しか望まない
つまらない奴だったんだ
…………きっと。
👩「そういえば、私たち以外にも派遣社員が来るみたい。」
🐥「へぇ、僕達の邪魔者にならないといいけど笑」
👩「なった時はどうするんだっけ?じみん」
🐥「えぇ、その時は……」
🐥「ばぁん……笑」
👩「おおげさ笑」
🐥「でも、そのぐらいが」
〔 丁度いいじゃない 〕
season 3 start………(?)
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!