第140話

136話
13,674
2019/05/29 11:00



僕は あなたちゃんの背中を眺めながら口にした。


可哀想な籠の中の鳥みたい


でも、僕もそうなのかもしれない


人のことが言えないや。


僕は冷たい目をして てひょんさん を見る。


そして、こう言い放った。


🐥「 君はある意味天才だね 」 と。


これは、決して良い意味ではない。


少なくとも


君は女を股に掛ける天才だね って事


だから、勘違いしないでよね?笑





_________



僕はそのあと、あるBARにいった。


そこは大人な雰囲気を醸し出していた。


こんな夜遅くだから、きっとお客は僕のみだろうと思って足を運んだが


そうではなかったみたいだ。


🐥「隣、良いですか?」


そう話しかけると、男は


🐰「あぁ、はい!!」


この声はどこかで聞いたことのあるような声だった。


🐥「美味しそうなの飲みますね笑」


そう僕が言うと


🐰「あぁ、これは……」





















🐰「 Love shot 、そう呼ぶみたいです笑」



そう言って 仄かに笑った。






next


この時点でお気づきの方もいるのではないでしょうか


今じょんぐくが飲んでいるワインと前にあなたちゃんが飲んでいたワインの名前が同じである事を………




プリ小説オーディオドラマ