🐹「なぁ、悠太」
〔どうしましたか?社長〕
🐹「あの女……」
〔女……?〕
🐹「今日、お前が話してたあいつ……」
〔あぁ、あの人?綺麗だよね〜笑〕
🐹「…………」
〔社長……?〕
🐹「なぁ、悠太……」
〔……はい?〕
🐹「お前は……」
🐹「一目惚れというものをしたことがあるか……?」
___________
『て、偵察……?』
🐥「ん、そうそう!!偵察〜」
🐥「ちなみに、そこで社長に目をつけられたものは ほとんどの人が あっちに行ってるよ」
『じ、じみんさんは……』
🐥「もちろん。行ったことがあるよ笑」
『…………』
🐥「ふふッ笑」
🐥「そんな切羽詰まった顔しないで?笑 綺麗な顔が台無しだよ笑」
🐥「大丈夫だよ、きっと」
『……な、なんでそう言えるんですか』
🐥「ん〜、なんとなく?笑」
” 君はきっと大丈夫だよ ”
” だって嫌という程 ”
君を離さない人が此処にはたくさんいるからね ___ .
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!