第238話

232話
9,803
2019/08/10 09:30



🐰「……こんなところでなにしてんの。」



顔を曇らせた じょんぐく がこちらへと近づいてくる。



『っ………』



じょんぐく、この男はとても罪深い者である。



前までは、夜遅くに帰ってきた私を何も言わずに見ていたのに今は……




🐰「あなた……」




なぜそんなに心配そうな目で見るの?




『……ただ、家に帰ろうとしてただけだよ』



私はそう言うと



🐰「だからってこんな繁華街に来ちゃダメでしょ……今は変な人とかうろついてる時間だろうし」



『ご、ごめんなさい……』



🐰「………って俺が言うけど!!」



🐰「俺がその、” 元 ” 変な人だったりしたんだけどね笑」



そう言ってにこっと笑う じょんぐく。





🐰「送ってくよ。」



私の手を掴んで歩き出す じょんぐく。



あの時の私がいつ、数ヶ月後にこんな事になると考えただろうか。



” じょんぐく ” ___



名前だけがすぅと頭に入り込んで、そして甘く溶けるみたいにすぅと消える。



そんな気持ちになると考えただろうか。



てひょんと あの家 から出る前の私自身に言いたい。



あんたは今_____


























かつて浮気したような奴に今の私はときめいてしまっているんだと ____






season 5 end…


next


season 6 《Notice》


あらすじ


ゆんぎさん、てひょんから後押しされやっと気持ちに気づいた あなた。


じょんぐくという男はかつて私の気持ちをぐちゃぐちゃにした張本人だと言うのに……


そんな気持ちを持ちながらも溢れる気持ちは じょんぐくに対する 愛情 ___


しかし、「好き」その言葉を呟くにはもう……



" 遅かったようだ " _____ .



??「やぁ、じょんぐが。久しぶり、お兄ちゃんだよ.」


??「近頃きっと君に良いお見合い相手を紹介できそうなんだ。」





_________


おしらせ。


こんにちは、たるぎです。


最近プリ小説での更新が出来なくてごめんなさい。


一つだけお知らせがあります。


最近、プリ小説の居心地が悪く感じます。


それらは、すべてユーザーのせいでもなんでもありません。


ただ、私の気持ちや考え方が柔らかすぎるだけです。


なので、今の精神状態的にも投稿出来そうにありません。


season 5 が終わったということで私はしばらく更新頻度を 弱 にしたいと思います。


こんな好き勝手な作者です。


どうかお許しください。


そして、私はやはりこのような小説スタイルが手放せないようです。


画像ありの小説……ダメですか?


ごめんなさい。


それでは、また元気で更新できるまで。


みなさん大好きです、愛しています。


みなさんはたった一つの私の宝物です。

たるぎ🐇


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