僕は気が沈んだまま家へと帰った。
僕の玄関の前に人影が出来ていた。
女の人のようだけど、あなたではない気がした。
近づいて行くうちに正体が分かった。
🦁「リサ……」
どうやら リサ は泣いているみたい。
👩「てひょんさん………」
僕を見るなり、僕に抱きついてきた リサ。
🦁「ちょっ……」
👩「助けてッ………」
僕の胸の中で泣く リサ に
🦁「また 例 の?」
そう聞くと
👩「そうです……でも、今日は………」
🦁「な、何かあったの…?」
👩「私を追ってきてるんです!!」
🦁「えっ」
👩「お願いです!!てひょんさんのお家に……」
👩「泊めてくれませんか……?」
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!