🐰「てか、さっきから思ってたけど あなた酒臭い」
『や、やっぱり分かるよね……笑』
🐰「うん笑 今日会社の飲み会でもあったわけ?笑」
『まぁ笑』
🐰「あ、じゃあ彼氏さんは二次会行きと笑」
『そんなところ』
🐰「そっか〜、でも二次会ほど怪しいものはないよなぁ〜笑」
『ぶっ叩くよ?』
🐰「ごめん ごめん笑 冗談だって笑」
『そ、そっちは……』
『そっちはその……』
『彼女とか』
🐰「だからいないって笑」
🐰「別れた。」
『へ、へぇ……』
🐰「なに、嬉しいの?笑」
『そんな訳ッ!!』
🐰「笑」
🐰「はいはい笑 俺にはもう用無しってか?笑」
『………』
🐰「すぐに黙るなって笑」
そう言ってまた笑う彼。
🐰「あ、これ」
そう言ってメモ用紙を取り出して何かを書き出す じょんぐく
書き終えて渡された それ には
新しい連絡先らしきものがあった。
🐰「なんかあったらいつでも追加して。お前が追加してくれたら俺の一番はじめの友達リストにのるから笑」
『だ、誰が追加するもんかっ!!』
🐰「笑」
🐰「まぁ、そういうことだって笑」
『……?』
🐰「俺がまた1からお前をおとすから」
🐰「それまで、てかお前から突き放されるまで俺が付きまとうから」☜え
🐰「……じゃあな」
そうとだけ言うと、どこかにまた行ってしまったじょんぐく。
そういえばここの公園は
『初めてのデート……か……』
君と初めてデートをした場所
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!