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第14話

救世主
そして、放課後。

今日も最悪だったな。


さっ!!塾に行こう!!


”ドンッ”


痛っ!!
篠原美優
篠原美優
ごめーん!ぶつかっちゃって~!笑
美優……!!
上山愛花
何にぶつかったの~?笑
クラスの男子
ここなんかあるか?笑
クラスの男子
影しかないよな……?笑
篠原美優
篠原美優
ふふっ。笑
まただ。

美優の裏切り。

そして最低なクラスメイト。
クラスの男子
行こーぜ。
瑠菜
瑠菜
待って!
クラスの男子
おう!一緒帰るかー?
あぁ~。
はいはい。

とっとと帰ってください。
瑠菜
瑠菜
違うよ!!
え?
瑠菜
瑠菜
今日1日ずっと見てた。

わざと影山さんにぶつかって、影だからなんて言ってたり、英語の教科書も破られてた。

私はまだ影山さんのことも、みんなのことも全然知らない。

でも、この1日で分かったことは、みんなが影山さんをいじめてるってこと。


クラスのみんなじゃなくても、それを止める勇気のある人はいないんだね。
みんな見て見ぬふりしてるんだよ。

私は影山さんの味方だから。影山さんをまたいじめたら、私は許さないよ。
も、森宮さん……?
瑠菜
瑠菜
影山さん。行こっ!
あなた

え?あ、うん。

そういうと、森宮さんは私の腕をつかんで走り出した。


ねぇ、森宮さんは何でこんなことしてくれるの?



まだ出会って1日目なのに。




これも、率直な疑問だった。



でも……

ありがとう。



これが、今…森宮さんに1番伝えたい言葉です。





私は森宮さんと屋上に来た。
瑠菜
瑠菜
ごめんね、急に。もしかして、早く帰らないと行けなかった?
あなた

塾はあるけど、まだ大丈夫です。

瑠菜
瑠菜
って、何で敬語?タメでいいんだよ?
まあ、そりゃそうか。同級生だし。
あなた

うん。ありがとう。

瑠菜
瑠菜
ね、ねぇ、いつから……?
あぁ。
あなた

ずっとだよ。小学生のときから勉強ばっかりだったから。

思えば、ずっとだな。
あなた

あ……私、親戚とか親とかも東大卒なの。

そんな家系だから、親もテストとか成績にしか興味がなくて。仕事とかで出張も多くて、あまり家にいないし。
それに、私には勉強しか取り柄がないから。

瑠菜
瑠菜
そ、そんなことないよっ!まだ影山さんのことはよく知らないけど、きっと影山さんにはいいところがあるよ!
そんな風に言われたことなんて、今まで1度もなかった。
瑠菜
瑠菜
あと、あなたって呼んでもいい?
えっ?

私は今まで人間不信になりかけて、人と関わることを避けてきた。



でも、私は今の私が嫌。


変わりたい。


こんな自分から変わりたい。


そう思ってた。


いや、今もそう思ってる。



私は森宮さんと仲良くなれば少しでも変われるかな、そんな期待を抱いた。
あなた

うん。

瑠菜
瑠菜
よかった。じゃあ、私のことも瑠菜って呼んでね!
あなた

わかった。

友達ができた。


学校に



ずっと嫌いだった学校に。





気づけばもう6時になろうとしていた。
あなた

ごめん。私、6時半から塾なの。だから、帰るね。

瑠菜
瑠菜
あぁ。私もね、塾なんだ。
あなた

そっか。

瑠菜
瑠菜
うん、お互い頑張ろー!
あなた

そうだね。じゃ、また明日。

そういって、瑠菜と別れた。