塾の帰り。
悠真さんとまだ会えていない。
歩いているうちに、家についてしまった。
せっかく言おうとしたのに。
あ!あなたちゃん!
えっ!?
振り返ると悠真さんがこっちに来ていた。
悠真さん………
い、いや…なんか昨日話があるって言ってたからさ……
覚えていてくれたんだ。
あ、はい……
今、大丈夫なら聞きたいんだけど。
よし。今だ!いけ!!自分!!
あの……私………悠真さんのことが………す
ま、ま、待って!!
え?
なんか止められた!?
あ、急に止めてごめん。なんか口が勝手に………
ぷっ!!
口が勝手にって………w
続けてください………
え?
この状況で続きをいうの!?
恥ずかしいじゃん!!
………………悠真さんのことが……す、す、好き……です。
ま、マジで言ってるの!?
ま、マジじゃないとこんな恥ずかしいこと言えません!!
俺も好きだよ。………俺と付き合ってください。
は、はい。
ん?
これは………どっちからの告白だ?
まあどっちでもいいや!!
でも、考えてもいなかった。
私の初彼氏が警察官だなんて。
あぁ、幸せ。
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