今はまだ昼前。
時間はある。
遊園地に行けないこともないけど………
友達じゃない…………
ただのクラスメイト。
そして、私たちは悠真さんの車に乗って、遊園地に行った。
それから、私たちは何回転もするジェットコースターや色んなアトラクションに乗った。
私たちは観覧車の列に少し並んで、ゴンドラに乗った。
観覧車には乗りたかった。
でも…………
何を話したらいいのか…………分からない！！
どうしよう…………
何！？
…………どうしよう。
本当に話すことがない。
遊園地ダメだ。
え…………
敬語使わなくてもいいって言われたけど、無理だよ。
そうこう言っているうちに、観覧車は一周したみたい。
それから私たちは観覧車を降り、悠真さんの車で帰った。
私は悠真さんの車を見送って家に入った。
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました！