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第78話

三者面談当日
ついに来てしまった。



この日が、この時間が。





"ガラガラ"
先生
どうぞ〜。
お母さん
お母さん
こんにちは〜。
先生
こんにちはー

はぁ……


もう嫌だわ……





先生
えぇと、まあ、影山さんは成績も申し分ないですし……
前よりクラスに馴染めてますし、非常にいいと思いますよ。
クラスに馴染めてますしっていうところ以外はいつも一緒だな。
お母さん
お母さん
そうですか。なら、よかった。
先生
森宮さんと仲良くしてるみたいで。
お母さん
お母さん
たくさん我慢もさせたし、勉強にはうるさく口出しもして。
でも、きっと、森宮さんのおかげであなたは変われたのかなと思います。
だから、よかった。
先生
そうですねぇ……




それから、少し進路について話し、教室を出た。
お母さん
お母さん
あなた。
あなた

何?

お母さん
お母さん
ちょっと公園行こうか。

公園?


と思いつつも、公園に向かった。







お母さんは公園につくと、ベンチに座った。



まあ、そうか。



遊ぶわけないし。


お母さん
お母さん
急にごめんね。お母さん、一度謝っておこうと思って。
あなた

……何?

謝るとは?


何を?

お母さん
お母さん
今まで、お父さんの家系のこともあって勉強には口うるさかったと思う。
でも、あなたは反論しないで勉強を頑張ってた。その努力はお母さんには計り知れないほどあると思う。
それでも、お父さんの中ではそれが当たり前なのね。
本当に苦しかったと思う。お母さんも今までこうやって言葉にして伝えられてなかった。
後悔してる。ごめんね。
あなた

変わったよ……

お母さん
お母さん
えっ?


変わったよ。





私だけじゃなくて……
あなた

お母さんも変わったよ。
こうやって言葉にして伝えてくれる。前のお母さんじゃ、考えられなかった。

お母さん
お母さん
……そうかもね。でも、それはあなたが病院で気持ちをぶつけてくれたときにハッとしたの。


病院……?



あ。

"私の成績にしか興味ない親でも……私の親はお母さんとお父さんだけだから。"




あの時か。

お母さん
お母さん
だから……ごめんね、ありがとう。
あなた

ううん。

お母さん
お母さん
じゃあ、帰ろうか。




私を変えてくれたのは……




瑠菜


山崎くん


吉田くん


双葉











悠真さん。





あなた

お母さん、ごめん。私、ちょっと寄るところあるから先帰ってて!!





気持ちは伝えないと。




最近、全然話せてなかった。







感謝しかない。


その感謝の気持ちを自分の口で伝えないと。







気づけばもう体は動いていた。












私は辺りを見回す。







あ、いた。




あなた

悠真さん……!!

悠真さん
悠真さん
あなたちゃん!?どーしたの?
あなた

私……悠真さんに……つ、伝えないと…いけないことが……あって……ハァ…ハァ


やばい、息切れが……

あなた

ありがとうございます!!
私……本当に悠真さんや瑠菜たちと出会うまで、勉強しか眼中になくて。
そんな私を変えてくれた。
そのことにすごく感謝してます。

悠真さん
悠真さん
……俺も、あなたちゃんと出会えてよかったって思ってる。



きっと、この気持ちは変わらない。








どれだけ離れたとしても。




〜作者から〜

いつも読んでくださっている方、本当にありがとうございます。


今回出てきた、お母さんがハッとした部分があるチャプターは

【第27話:夜】


です。




そして、
『君と、みんなと。』『Dream letter』
が完結しましたので、新しい小説を出しました。




『Star one 〜星の数ほどいる人の中でたった一人の存在〜』


です。


読んでくださると嬉しいです。



これからもよろしくお願いします。