さてと………トイレに行こうかな。
トイレに入ると、どうやら美優たちが来たらしく、そんなことを話ながら入ってきた。
は?
いや、そもそも山崎くんはあんたのものじゃないでしょうよ。
いやいや、最低なのはあんたたちだからね?
はあ?
不登校になんかならないし。
それに、こんな性格悪いやつ、誰が好きになるのよ。
っていうか、トイレから出られないんですけど………
早くどいてくれませんかね………?
いや、何回も言わせてもらいますが、あなたたちの方が最低ですけど?
ってヤバ!!
ここにいることバレたら………
どうしよう………
ここにいるのが私なんてバレたら………
先生………
話してることは、聞こえてなかったのかな…………
修理中…………
じゃないけど、よかったぁ………
先生、救われたよー!
って、もう授業がぁ!!
私はトイレを飛び出して、急いで教室に行った。
幸い、まだ授業は始まってなく、みんなが騒いでいたので私がトイレにいたことが美優たちに知られずに済んだ。
瑠菜に傷つけるようなことしたら、絶対に許さないから。
~作者から~
少し悪い言葉も出てしまったかもしれませんが、お許しください🙏
そして!!
最近、♥や🌟、コメントなど、たくさんもらえて本当に嬉しいです!!
作者は心の中で叫んでいますw
これからも、よろしくお願いします!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。