第239話

Last ホンソクver
309
2020/10/23 05:43
you side

宿舎のリビングに入るとホンソクは私の写真集を見ながら険しい顔をする
(なまえ)
あなた
ホンソク、どうかした?
ホンソク
ホンソク
ねえ、ここまで脱ぐ必要あった?
(なまえ)
あなた
どうして?
ホンソク
ホンソク
あなたは安い女じゃないんだからそこまでしなくてもいいのに
(なまえ)
あなた
どういう意味よ
ホンソク
ホンソク
だって俺の女なんだからさ
(なまえ)
あなた
それって電話の答えはyesってことでいいの?
ホンソク
ホンソク
当たり前でしょ?

何ヤボなこと言ってんの
(なまえ)
あなた
好き!
ホンソク
ホンソク
わかってるから

僕も好き
写真集から目を上げて私の目を捉える
(なまえ)
あなた
本人が目の前にいるのにいつまで写真集みてるの?
ホンソク
ホンソク
ずっと見てられる

だって普段のあなたとは違う表情なんだもん
(なまえ)
あなた
もう、いいでしょ
私はホンソクの手から写真集を取り上げる

すると唇が重なった
ホンソク
ホンソク
ずっとこうしたかった
(なまえ)
あなた
私も
ホンソク
ホンソク
今日はこのまま一緒にいれる?
(なまえ)
あなた
そうしたいけど、この後ドラマのOSTのレコーディングなの
ホンソク
ホンソク
そっか
(なまえ)
あなた
でも、レコーディングが終わったらいいよ

時には私の部屋にラーメンでも食べに来ない?

1人だと寂しいから
ホンソク
ホンソク
その意味、わかってんだよね?
(なまえ)
あなた
え?

どういう意味なの?

よくわかんないや

ただ、練習生時代にヒチョル先輩に彼氏が出来たらお家デートに誘う時はそう言うんだとしか聞いてないよ
ホンソク
ホンソク
わかったよ笑笑

ラーメン食べに行くって

その代わり、その言葉僕だけにだからね?
(なまえ)
あなた
わかった笑笑

じゃあいくね
ホンソク
ホンソク
いってらっしゃい
そういうとホンソクは私に優しくキスをした

宿舎を出てレコーディングスタジオに入る

チャニョル
チャニョル
あなた、表情筋ゆるいよ?

何かあった?
(なまえ)
あなた
ううん、別に〜

そんなことよりさ、ラーメン食べに来ない?ってどんな意味なの?
チャニョル
チャニョル
それは私の家に泊まって一緒に寝ませんか?ってこと

なに、誰が誘うの?

もしかして俺?
(なまえ)
あなた
ううん、違うよ
チャニョル
チャニョル
てか、あなたそんな言葉誰から聞いたの?
(なまえ)
あなた
ヒチョル先輩
チャニョル
チャニョル
え?先輩に誘われたの?
(なまえ)
あなた
違うよ

練習生の時教えてもらったけど意味知らなくてさ
チャニョル
チャニョル
ふーん

それで誰誘うの?

それとも誘われたの?
(なまえ)
あなた
秘密〜
チャニョル
チャニョル
そういうの、本当に良くない

ほら、チャニョル様に教えなさい
(なまえ)
あなた
だって絶対すぐにメンバーに教えるじゃん
チャニョル
チャニョル
まあ、教えるかな
(なまえ)
あなた
だから教えない
携帯がテーブルの上で震える
チャニョル
チャニョル
誰から?
(なまえ)
あなた
見せないから
カトクを開くとホンソクからメッセージが来てた
ホンソク
ホンソク
💌マスターから鍵もらって部屋で待ってるから

レコーディング、ファイティン!
(なまえ)
あなた
💌終わったらすぐ行くね
チャニョル
チャニョル
だから顔緩みすぎ
(なまえ)
あなた
いいじゃん笑笑
レコーディングが終わり、控え室に戻る
チャニョル
チャニョル
ねえねえ、この後空いてる?

マスターのバー行こうと思うんだけど行く?
(なまえ)
あなた
ごめん、今日は一緒にラーメン食べる人がいるから
チャニョル
チャニョル
さっきのメッセージの彼か
(なまえ)
あなた
秘密〜
車に乗り込み、マンションに入る

自分の部屋に入ると美味しそうな匂いがする
(なまえ)
あなた
ただいま
ホンソク
ホンソク
おかえり
(なまえ)
あなた
何作ってるの?
ホンソク
ホンソク
パスタだよ?

ラーメンもいいけどパスタもいいでしょ?
(なまえ)
あなた
ありがとう笑笑
ホンソクに抱きつく
ホンソク
ホンソク
何で男物の香水の匂いがするの?
(なまえ)
あなた
あー。

チャニョル先輩と一緒にレコーディングだったから
ホンソク
ホンソク
よかった

まだパスタは茹でてなくて
(なまえ)
あなた
え?
そういうとホンソクは私を軽々とお姫様抱っこしてベッドルームに移動する

ベッドに下ろすと荒々しいキスをする
ホンソク
ホンソク
他の男性の香水の匂いも、あなたが他の男性の名前を呼ぶのも嫌

だって僕だけのあなたなんだから
(なまえ)
あなた
怒ってる?
ホンソク
ホンソク
うん、怒ってる

こんなに僕って独占欲が強くて自分の懐の小ささに
(なまえ)
あなた
そんなことないよ
ホンソク
ホンソク
とにかく我慢できない
(なまえ)
あなた
私も
そういうとホンソクと私は絡みついたまま離れなかった

朝起きると彼の寝顔はなかった
ホンソク
ホンソク
あなた、朝ごはんだよ?

といっても昨日食べ損ねたパスタだけど
(なまえ)
あなた
うん、食べる
彼の料理は優しい味だった

ソースを口の端につけたまま食べているあたり愛おしい

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