ジノside
あなたはどこだろうと思い、目線で探す
ウソクがシャワー室に行った
するとあなたはBBQや花火の後片付けをしていた
キノと仲良く
笑い合ってめんどくさい片付けも楽しそうだ
僕って何て性格悪いんだろ…
片付けが終わったみたい
あなたはテキーラを煽りながらタバコを吸っている
キノもシャワー浴びに行ったらしい
海風であなたの髪の毛が舞う
美しくて言葉が出ない
気付いたらユウトもシャワー浴び終わってた
あなたがシャワー室に向かった
フイと話してるとあなたがシャワー終わって出てきた
緩くバスローブの紐を結び胸元がすこしはだけている
髪の毛もしっかり乾いてるわけでもなく、すこし濡れていて肌が見えているところが艶めかしくしめっている
笑いながらこちらにやってくる
ドライヤーで乾かしていく
すると首元に紅い印を見つけてしまった
悪戯心で指で押さえる
僕はそういうとこの場にいるみんなをみる
あ、キノがニヤっとした
キノが付けたんだな
そういうと僕はあなたの髪の毛に僕の香水をふりかけた
振り返ったあなたはノーメイクであどけなかった
照れてるあなたの鎖骨にもう一つ印が見えた
そう言って、あなたの鎖骨を撫でる
ヨウォンが僕の目から目線をそらす
上目遣いで見てくるあなたが可愛くて、そしてバスローブの隙間から見える胸元が色っぽくてそのギャップに耐えきれず
僕はあなたにキスをした
これ以上、僕を興奮させないでほしい…
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!