第227話

Story223
177
2020/09/28 13:19
you side

あれから部屋に戻り、眠った

セットしたアラームの音で目が覚める

集合場所にしたホテルのカフェに集まる

渡しておいたブランドの服に身を包んだみんなが現れる

私はスーツに袖を通し、比較的フォーマルな格好をした

みんな、席に着くと事前に注文していたスムージーが出る
(なまえ)
あなた
みんな、おはよう笑笑

寝れた?
ウソク
ウソク
緊張して寝れなかった
(なまえ)
あなた
そっか笑笑

ウソクは明日だからね?
ホンソク
ホンソク
今日の撮影メンバーは?
(なまえ)
あなた
ジノ、フイ、ホンソク、シノン、キノ、ユウト
リー
リー
それと俺とあなた
(なまえ)
あなた
そうね

明日はヨウォン、イェナン、ウソク
イェナン
イェナン
今日、僕はオフ?
ロイ
ロイ
な訳あるか

残りの3人は今日は俺とトレーニングだ
(なまえ)
あなた
まあ、トレーニングだね
ウソク
ウソク
ここまで来ても?
ロイ
ロイ
近くに俺の実家の別荘があるからそこで最後の仕上げだな

トレーニングには俺とリーが付き合うから
イェナン
イェナン
お願いします
(なまえ)
あなた
じゃあ、ご飯食べたら行くよ
ジノ
ジノ
さっきまで緊張してなかったのにしてきた笑笑
(なまえ)
あなた
リラックスね
1番最初に撮影するジノとマスターと車に乗り込み、スタジオに向かう

スタジオにはライ、レイ姉さんがいた
レイ
レイ
ジノ、メイクするぞ
ジノ
ジノ
はい!
私はブランドの担当者とミーティングをする

ミーティングが終わる頃、メイクを終え、ドルガバの服で固めたジノが現れる
ジノ
ジノ
どうかな?
(なまえ)
あなた
最高
ジノ
ジノ
よかった笑笑
ライ
ライ
じゃあ、カメラの前にね
白いバックを後ろにジノがポーズを決めていく
ライ
ライ
いいよ、最高だ
私とのジュエリーブランドの撮影の時よりはるかにいい顔をしていた
マスター
マスター
ブランドサイドも絶賛だ
(なまえ)
あなた
よかった
撮影をある程度見たところでフイがスタジオ入りする

メイクも済ませ、ジノの撮影を見つめる
フイ
フイ
ヒョン、かっこいい
(なまえ)
あなた
だよねぇ

最高の被写体だよ
フイ
フイ
僕も最高の被写体にならなきゃ
(なまえ)
あなた
期待してる
ジノの撮影が終わり、フイの撮影が始まる

フイの良さが全面に出てた

マスター
マスター
一皮剥けたな
(なまえ)
あなた
だね

かっこいい
マスター
マスター
俺よりも?
(なまえ)
あなた
何いってんだか
次々にメンバーが撮影していく

ライも休むことなく撮影をする

気づけば最後のユウトになった
ユウト
ユウト
俺ならできる
(なまえ)
あなた
ユウトなら大丈夫

リーに言われたこと思い出して
ユウト
ユウト
わかった
ユウトは目を見張るほど成長していた

目線で遊んだり、表情もポーズも完璧だった
ライ
ライ
よし!撮影終了

あとは深夜組だけだな
(なまえ)
あなた
よろしくね笑笑
ライ
ライ
まかせとけ
ホテルに戻り、みんなはご飯を食べに、私は部屋に籠り、マッサージをしたりストレッチをする

すると部屋のベルが鳴る

ドアを開けるとそこにはライがいた

(なまえ)
あなた
そろそろ?
ライ
ライ
うん、ほら行くよ?
(なまえ)
あなた
わかった
バッグを持ち、部屋を出る

ライの車に乗り込み、撮影場所に向かう
ライ
ライ
少しは仮眠とった?
(なまえ)
あなた
ううん、取れてない笑笑

緊張しちゃってさ

ほら、リーとは初めての撮影だし
ライ
ライ
緊張することないよ
噴水が真ん中にある広場に着く

広場に隣接するカフェを貸し切り、撮影をする

カフェの奥に通され、衣装のドレスに着替えレイ姉さんにメイクをしてもらう
レイ
レイ
肌は最高

体型もいい感じ

かつてないほどあなたは綺麗よ
(なまえ)
あなた
ありがとう
レイ
レイ
ほら、背筋伸ばして胸張って行きなさい
(なまえ)
あなた
もちろん
撮影場所の広場に出るとそこにはスーツに着替えたリーがいた
リー
リー
最高のモデルだよ
(なまえ)
あなた
みんな、褒めすぎ笑笑
ドレスに合わせたチョーカーが月夜に照らされ美しい
ライ
ライ
コンセプトは夜のカップルのデートな
(なまえ)
あなた
うん、わかった笑笑
リーと噴水の周りを歩く

するとレイ姉さんがストップをかける
レイ
レイ
ごめん、衣装チェンジ
カフェに戻り、渡されたドレスに着替える
(なまえ)
あなた
綺麗だね
レイ
レイ
こっちだな
ライ
ライ
撮影再開するぞ

リーとあなたは噴水の周りでふざけあいながらダンスしたりして
リーの腕を組み、噴水の広場を歩く

噴水の周りを半周したところで踊ったり抱きついたりキスをする

もちろん香水を付けながらや瓶を持って

写真用カメラとは別に映像のカメラでも撮影をする
ライ
ライ
撮影、一時終了

あとはスタジオに移動するぞ
(なまえ)
あなた
スタジオ?
レイ
レイ
うん、スタジオにもう1人モデルが待ってる

ほら、行くよ
車に乗り込み、昼間メンバーを撮影したスタジオに行く

すぐさまメイク室に通され、衣装チェンジやメイクをし直す
派手なドレスから黒のミニ丈のドレスに着替える

スタジオに入るとそこにはスーツを着たマスターがいた
マスター
マスター
撮影ってなんだよ?
(なまえ)
あなた
私もわからないよ
ライ
ライ
今回の香水はユニセックスの香水なんだ

つまり男女兼用ってこと

そこから着想して浮気しても匂いではバレないっていう設定にした
(なまえ)
あなた
つまり移り香しないってことね笑笑

面白いコンセプトだと思う
レイ
レイ
ほら、撮影始めて
ライ
ライ
じゃあ、あなたはルイを誘惑する感じで

ルイはあなたにうっとりする感じ

色っぽい写真がいいな

もちろん動画も回すから自然に
そういうとカメラが回る

私はマスターの腕の中に入り、マスターの腕に香水をつける

マスターとは見つめ合う撮影で笑ってしまいそうになる

けどカメラのライの表情を見るとスイッチが入る

マスターに後ろから抱きつき香水の瓶を顔の横で持つ

マスターの胸ポケットに香水を入れ、マスターの首に腕を回しキスをする

しばらくしてカットがかかる
ライ
ライ
2人ともいいね
マスター
マスター
まさか俺がモデルデビューするとはな
ライ
ライ
いいだろ笑笑

シャネルのモデルだぞ?
(なまえ)
あなた
まあ、ラッキーだよ笑笑
レイ
レイ
撮影終わったからあなた、飲み行くぞ
(なまえ)
あなた
姉さん、飲みたいけどそろそろ日の出だよ?
ライ
ライ
日の出かぁ

あなた、私服に着替えて
(なまえ)
あなた
うん、わかった
私服として着ていた白のシャツに黒のスキニーに着替える

廊下に出るとライに腕を引かれてスタジオの屋上に出る

イタリアの街がうっすら色づいて美しい
ライ
ライ
あなた、こっち向いて
ライに呼ばれた方を向くとカメラが向けられていた
ライ
ライ
自然にしてて

太陽を見つめるだけでいいから
ライの言われた通りに太陽を見る

眩しいけどどこか優しい光だった
ライ
ライ
ありがとう、付き合ってくれて
(なまえ)
あなた
うん?

なにが?
ライ
ライ
ふと窓を見ると日の出が美しくてさ

気づけばあなたを屋上に連れてきてカメラ構えてた笑笑
(なまえ)
あなた
撮影かと思ったらプライベートな撮影だったんだ笑笑

いいよ、ライの被写体になれたなら
マスター
マスター
おーい、2人とも、いい加減ホテル戻って支度しろよ
屋上から下を見るとマスターとレイ姉さんが車で待っている

ライと車に乗り込み、ホテルへと戻った

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