you side
あれから部屋に戻り、眠った
セットしたアラームの音で目が覚める
集合場所にしたホテルのカフェに集まる
渡しておいたブランドの服に身を包んだみんなが現れる
私はスーツに袖を通し、比較的フォーマルな格好をした
みんな、席に着くと事前に注文していたスムージーが出る
1番最初に撮影するジノとマスターと車に乗り込み、スタジオに向かう
スタジオにはライ、レイ姉さんがいた
私はブランドの担当者とミーティングをする
ミーティングが終わる頃、メイクを終え、ドルガバの服で固めたジノが現れる
白いバックを後ろにジノがポーズを決めていく
私とのジュエリーブランドの撮影の時よりはるかにいい顔をしていた
撮影をある程度見たところでフイがスタジオ入りする
メイクも済ませ、ジノの撮影を見つめる
ジノの撮影が終わり、フイの撮影が始まる
フイの良さが全面に出てた
次々にメンバーが撮影していく
ライも休むことなく撮影をする
気づけば最後のユウトになった
ユウトは目を見張るほど成長していた
目線で遊んだり、表情もポーズも完璧だった
ホテルに戻り、みんなはご飯を食べに、私は部屋に籠り、マッサージをしたりストレッチをする
すると部屋のベルが鳴る
ドアを開けるとそこにはライがいた
バッグを持ち、部屋を出る
ライの車に乗り込み、撮影場所に向かう
噴水が真ん中にある広場に着く
広場に隣接するカフェを貸し切り、撮影をする
カフェの奥に通され、衣装のドレスに着替えレイ姉さんにメイクをしてもらう
撮影場所の広場に出るとそこにはスーツに着替えたリーがいた
ドレスに合わせたチョーカーが月夜に照らされ美しい
リーと噴水の周りを歩く
するとレイ姉さんがストップをかける
カフェに戻り、渡されたドレスに着替える
リーの腕を組み、噴水の広場を歩く
噴水の周りを半周したところで踊ったり抱きついたりキスをする
もちろん香水を付けながらや瓶を持って
写真用カメラとは別に映像のカメラでも撮影をする
車に乗り込み、昼間メンバーを撮影したスタジオに行く
すぐさまメイク室に通され、衣装チェンジやメイクをし直す
派手なドレスから黒のミニ丈のドレスに着替える
スタジオに入るとそこにはスーツを着たマスターがいた
そういうとカメラが回る
私はマスターの腕の中に入り、マスターの腕に香水をつける
マスターとは見つめ合う撮影で笑ってしまいそうになる
けどカメラのライの表情を見るとスイッチが入る
マスターに後ろから抱きつき香水の瓶を顔の横で持つ
マスターの胸ポケットに香水を入れ、マスターの首に腕を回しキスをする
しばらくしてカットがかかる
私服として着ていた白のシャツに黒のスキニーに着替える
廊下に出るとライに腕を引かれてスタジオの屋上に出る
イタリアの街がうっすら色づいて美しい
ライに呼ばれた方を向くとカメラが向けられていた
ライの言われた通りに太陽を見る
眩しいけどどこか優しい光だった
屋上から下を見るとマスターとレイ姉さんが車で待っている
ライと車に乗り込み、ホテルへと戻った
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。