you side
音楽番組の収録のため、姉さんが私にメイクを始める
その様子をインスタライブに上げる
配信を止めてリハーサルをする
今回はケイトとのパフォーマンスではなく1人でmy booの収録でドキドキした
ステージのバックモニターにはMVが流れている
リハーサルが終わり、本番の収録も済ませる
そのまま、指定された出版社の会議室に向かう
雑誌のインタビューに答える
インタビューも終え、モールに急いで向かった
ファンミの衣装を買ってなかったので姉さんに急いで買ってきてもらう
控室で着替え、メイクをし直す
約束の12時が迫っていた
特設会場に行くとたくさんのファンでいっぱいだった
ヨウォン side
朝起きてもやっぱりあなたは帰ってなかった
インスタを開けば今音楽番組の収録でこれから雑誌インタだと言う
その後にファンミがあるみたいだ
支度をして手の甲にハートを書き、モールへと向かった
会場にはたくさんのファンの人が詰めかけていた
ファンミの時間が来て、ステージをみると黒のワンピースを着たあなたが現れる
あなたはステージでAspirinを歌う
続けてmy booも歌う
優しくて伸びやかな声は美しい
会場のボルテージはMAXだった
行列に並び順番を待つ
あなたに会えて泣いてる子もいた
男性も女性も同じくらい居て羨ましい
順番が回ってくる
そういうとあなたは頬にキスをした
次の男性ファンがあなたの前に座る
大きなプレゼントを渡していた
嬉しそうに受け取るあなた
ますますあなたの視界に入る男性が増えて嫌気が差した
僕はそのままモールであなたに似合いそうなドレスを買って帰路についた
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!