第177話

Story175
213
2020/07/08 10:52
ホンソク side

練習が終わり、あなたが出る番組を見ていた

never be the sameを歌うあなた

ステージに置かれたベッドに座って歌っているだけのに惹きつけられる

ダンスなしでも人に魅せられるパフォーマンスがある

あなたの出番も終わり、夜ご飯の料理を始める
ウソク
ウソク
今日の夕食は何?
ホンソク
ホンソク
豚バラのレンズ豆のシチュー
ウソク
ウソク
ヒョンにしては変わった料理だね
ホンソク
ホンソク
あなたのレシピだから笑笑

あなたのレシピ、見てると全部美味しそうで全部作りたくなる
ウソク
ウソク
料理、楽しみにしてる
ホンソク
ホンソク
あと、もう煮込むだけかな
豚バラが柔らかくなるまで煮る

それまでみんなとリビングでテレビを見ることにした
シノン
シノン
さっきのあなたのパフォーマンス、好きだなぁ
キノ
キノ
あの演出はちょっとずるい
ジノ
ジノ
あ、次でラストだね
ユウト
ユウト
懐かしい

G-Dragonだ
ウソク
ウソク
♪영원한 건 절대 없어
永遠なんてものは存在しない
歌ったりしてみんなで盛り上がってるとポールダンスに目を奪われる
ホンソク
ホンソク
ねえ、あのポールダンサーあなたじゃない?
フイ
フイ
本当だ
ヨウォン
ヨウォン
ずっと写真集の撮影で、それから自分のステージやってこのステージでしょ?

倒れないといいな
フイ
フイ
ちょっと心配になるね
イェナン
イェナン
あなたはステージの上で倒れることはないよ

倒れるならステージ降りてから
シノン
シノン
この前斬り付けられた時もそうだったね
あなたがマイクを握り歌う

2人で歌うと声の幅広くていい
ユウト
ユウト
このスペシャルステージ、ずっと見てられる
ウソク
ウソク
わかる
パフォーマンスが終わり、2人は抱き合う

するとあなたがキスをした

一瞬静まり返るリビング

キッチンのタイマーが鳴り響く

鍋を見るとうまく出来ていた
ホンソク
ホンソク
ほら、ご飯できたー!
ジノ
ジノ
お腹すいてるから食べよー
食卓を囲む

あなたのレシピで作られたから美味しいはずなのにどうして無味に感じるのだろう

あなたのキスを見たから?

いつものことじゃないか

そう言い聞かせる
ヨウォン
ヨウォン
そういえば美味しいワインあるんだー

飲もうよ
ヨウォンがワインを開ける

ワインを飲む

軽く酔いが回ってきた
ホンソク
ホンソク
料理に合うね
シノン
シノン
そういえばあなた明後日からライブの準備とかリハーサルで帰ってこれないみたいだね
キノ
キノ
明日は帰ってくるのかな
ジノ
ジノ
今日も明日も難しいんじゃない?
ヨウォン
ヨウォン
そうだね
イェナン
イェナン
ライブのチケット、社長に貰いに行こうね
ウソク
ウソク
何着ていこう
ホンソク
ホンソク
明日あたり買い物行こうよ

マスターにモールのこと伝えとく
フイ
フイ
ありがとう
マスターにカトクを送り、部屋に戻り眠りについた









翌朝、モールに行き買い物をする

あなたに似合いそうなものを無意識に見てしまう

あなたにバッグを買った

みんなも服を買ったりしている

ふとスマホで芸能ニュースを見る

するとG-Dragonとの自宅デートが報じられていた
マスター
マスター
ホンソク、何見てんの?

ああ、それね

普通に俺の部屋で飲んでただけだよ?

ただ同じマンションだからそう報じられてんだな
ホンソク
ホンソク
マスコミも好きですね
マスター
マスター
気をつけるように言っとくよ

ただジヨンはずっと口説いてたけどな
ホンソク
ホンソク
まあ、あなただからそのあたり心配はしてないです
マスター
マスター
だなぁ
ホンソク
ホンソク
この後、みんなでご飯行きませんか?
マスター
マスター
兄さんから呼び出しかかってるんだ

ごめんな
ホンソク
ホンソク
そうだったんですね
マスター
マスター
ただあなたにひと目みたいならここに来い
そういうとマスターは僕にお店のリンクを送った

夜、そのお店を予約し、みんなで向かう

するとあなたとマスターとライさんがご飯を食べていた

ちゃんと食べているあなたに安心した
シノン
シノン
あそこのテーブル、あなた達?
ホンソク
ホンソク
みたいだね
フイ
フイ
話しかけてもいいかな
ジノ
ジノ
目立つからやめとこ?
キノ
キノ
そうだね

せっかくあっちのグループもこっちも半個室になっててバレにくいようにしてあるし
イェナン
イェナン
ちゃんと食べてる笑笑
ユウト
ユウト
それだけで安心だよ
楽しくみんなでご飯を食べる

お店を出るとあなた達も食べ終わったのかお店の外の喫煙コーナーにいた

あなたの周りには人だかりができていた

だから誰もこちらに気づくことなく帰れた

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