you side
タバコを吸い終えて、マンションにあるジムに行き、ロイがいつも組むトレーニングを行い、部屋に戻る
すると父親から電話があった
父親との電話を切り、コンシェルジュにかけて車を正面に用意してもらう
車に乗り込み、レストランに向かう
サラダを食べ、衣装を買いマンションに戻る
ソファーに横たわり眠りについた
翌朝、起きて衣装を持ち車に乗り込み事務所へと向かう
みんなに見つからないように慎重に社長室に行く
社長を車に乗せてヘリポートへと向かう
ジノ side
朝起きてリビングに行く
中庭であなたがタバコを吸っているんじゃないかと覗くもいなかった
今日は雑誌の撮影ということでスタジオに行く
車内の空気は重苦しい
普段ならあなたがremixした曲が流れていたり楽しい会話で騒がしいのに
スタジオで撮影をするもみんな自然な笑顔ではない
キノが喝を入れる
するとみんなの顔が引き締まり撮影は最高の出来になった
きっとあなたは見てくれる
そう思えると頑張れた
you side
ヘリコプターを操縦するところを撮ったり、車の運転を撮ったりする
歌詞に合わせて買った服やアクセサリーを身につける
撮影してはチェック、撮影してはチェックの繰り返しをする
微かな表情の違いを追求する
社長自ら指示を出す
一旦休憩に入る
気持ちを入れ替え撮影を進める
衣装も何度も変え、メイクも変える
撮影が終わると気づくと夜の8時だった
撮影が終わり、事務所に戻りMVの編集を手伝う
編集を途中で切り上げ、夜食を買いに行く
編集マンのみなさんと夜食を食べながら編集を進めていく
編集が終わると12時を過ぎていた
ホームページを見るとドレス姿の私が載っていた
しかし、顔は出ておらず首から下の写真だった
ヨウォン side
撮影がおわり、みんなで打ち上げに行く
普段ならここにあなたがいていつものようにお酒を飲んでいただろう
みんなほろ酔い状態で宿舎に着く
気づけば12時でホームページを確認するとドレス姿の女性がアップされていた
それはあなたに似て色っぽい女性だった
6時間後にMVが公開されるとのこと
もしかしてと思うが勘違いだと思う
みんなを見ると全員スマホでホームページの女性を見ていた
あなたがいないリビングであなたの話題で盛り上がる
眠くなってきたのかみんな部屋に行き眠りについた
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!