第116話

Story114
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2020/05/23 07:02
シノン side

マスターに渡された指輪をつける
マスター
マスター
ちょっと見せてみろ

うーん、シノンぽくないな

ネックレスにしようか
マスターから渡されたネックレスをつける
(なまえ)
あなた
シノンってスーツ似合うよね

流石モデル体型
シノン
シノン
ありがとう

あなたこそ猫耳似合うよ
(なまえ)
あなた
そう?
カメラの前にはベッドが置かれた

ライ
ライ
よし、シノンくんベッドに横になって

あなたはシノンくんの上に寝ろ
あなたの素肌が触れる
(なまえ)
あなた
こんな感じ?
マスター
マスター
うーん、シノン

シャツ上4つ開けろネクタイも外せ
マスターの指示に従う

すると僕の素肌にあなたの胸が当たる
ライ
ライ
うん、それがいいな

いい感じ
レイ
レイ
ちょい待て

オスども
レイさんが筆で僕の胸筋に陰影をつける
(なまえ)
あなた
くすぐったい?
悪戯そうに笑うあなた
ライ
ライ
おーけー

2人とも表情はキリッとね
マスター
マスター
よりかはさっきの笑い合ってる方が自然
ライ
ライ
2パターンにして選ぶか
マスター
マスター
だな
ライ
ライ
まずはあなた、甘えるような表情

シノンくんはペットを撫でる感じ
シノン
シノン
どうしよ、俺動物苦手
(なまえ)
あなた
私の顔見て

ふつうに笑えばいいよ
あなたが笑い大きな目が細くなる

そして僕を少しくすぐる

思わず笑ってしまう

するとライさんがフラッシュを焚き撮影する
(なまえ)
あなた
ほら、笑った
シノン
シノン
ずるいよ
くすぐられた笑いとは別に笑う
ライ
ライ
その表情、最高!
ライさんがフラッシュを焚く
ライ
ライ
次はキリッとして見て

と思ったけどこの表情最高だから次行こう!
マスター
マスター
ヨウォン、次いくぞ
ヨウォン
ヨウォン
はい




ヨウォン side


シノニヒョンと笑いあって撮影してるあなたの表情に胸が締め付けられる

まるで恋人みたいだった

ホンソク
ホンソク
僕、飛ばされてるんだけど

どうしてかな
ヨウォン
ヨウォン
さぁ?
ホンソク
ホンソク
にしてもあなた、嬉しそうよね

ライさんと一緒だし
ヨウォン
ヨウォン
そう?
ホンソク
ホンソク
うん
マスター
マスター
ヨウォン、次いくぞ
マスターが僕にブレスレットをつける
ヨウォン
ヨウォン
あなた、ライさんのこと気にしてないみたいですね
マスター
マスター
そう見えるか

俺には必死に仕事してるようにしか見えない

お前もしっかり仕事しろよ
ライ
ライ
次はどう撮ろうか
マスター
マスター
うーん、あなたに任せる
(なまえ)
あなた
ヨウォンとの撮影かぁ

じゃあ腕枕して
マスター
マスター
あなた、ピアス外せ

アンクレットにしろ
僕のブレスレットと同じデザインのアンクレットをつける

僕はベッドに横たわる

あなたが擦り寄りブレスレットをつけていない腕で腕枕をする
ライ
ライ
いい構図だ

ヨウォンくん、ブレスレットつける方をあなたの肩に乗せて
マスター
マスター
2人とも目を閉じろ
あなたが目を閉じたのを確認してキスをする
ライ
ライ
いいよ!

そのまま
マスター
マスター
その方が自然だな
ライ
ライ
さてと次行こうか
(なまえ)
あなた
何でキスしたの?
ヨウォン
ヨウォン
ペットにキスするでしょ?
(なまえ)
あなた
なるほどね笑笑
マスター
マスター
指示以外のことすんなって
ヨウォン
ヨウォン
いい写真になったからいいじゃないですか
マスター
マスター
まあ、そうだな

次、イェナンいくぞ




イェナン side

ヨウォニヒョンが撮影中キスをしたのが見える

なにあれ、ずるいよ

マスターに呼ばれてピアスをつける

マスター
マスター
あなた、ピアスな
(なまえ)
あなた
お揃いのデザインだね
イェナン
イェナン
本当だ
ライ
ライ
じゃあ2人ともベッドで向かい合うように座って
指示通り動く
ライ
ライ
イェナンくんはあなたの顎持って
マスター
マスター
2人とも顔近づけろ
ライ
ライ
あなた、目を見開け
あなたの大きな目がさらに大きくなる

メイクのせいか本当に猫のような目をする

眩しいシャッターが焚かれても目を閉じることなく僕を見つめる
イェナン
イェナン
なんか照れる

こんなに見つめられることないし
(なまえ)
あなた
確かに目が乾く笑
撮影が終わるとあなたはマスターとライさんと写真について話し合っていた
マスター
マスター
あと、4人だな

次はキノ





キノ side
この前、あんなに泣いていたのにライさんの前では笑顔になっているあなたを見てちょっと苛立つ
マスター
マスター
キノはあなたにチョーカーをつけるところ撮るから

時計つけろ

あなたは首輪を外せ
2人でベッドに座り、あなたの背後から腕を回してチョーカーをつける仕草をする
僕たち2人の正面にはライさんがカメラを構えている

その真剣な眼差しをみるとあなたがライさんのことを好きになった訳がわかる
(なまえ)
あなた
今、私笑えるかな
キノ
キノ
最高に綺麗だよ

だから笑ってよ
(なまえ)
あなた
ありがとう

キノもかっこいいよ
軽く首をひねり優しく微笑むあなたにドキッとする

撮影が終わり、ユウトの番がくる





ユウト side

ライさんを見つめるあなたの目は優しい目だった
マスター
マスター
ユウトはライ兄さんとあなたが気になるか
ユウト
ユウト
2人とも感情を殺してる感じじゃないですか
マスター
マスター
今日の撮影もさ、兄さんらしくない写真ばかりなんだよなぁ

自然な表情を綺麗に撮ってくれるのに今日はやたらと作った表情をさせるんだよ
ユウト
ユウト
でも撮れた写真、いい写真ばかりじゃないですか
マスター
マスター
そりゃあカメラマンの指示に対して100%言う通りにしない被写体だからな

指示を聞きつつも表情が硬くなるメンバーの表情を柔らかくしてる
ユウト
ユウト
やっぱりあなたってすごいですよね
マスター
マスター
あいつはライ兄さんが言う最高の被写体なんだよ

同じ表情は二度と見せない

だからみんな目が離せないんだ
ユウト
ユウト
なるほど
マスター
マスター
ほら、しっかりやれよ
(なまえ)
あなた
ユウト〜

首輪をつけて
あなたに小道具の首輪をつける

マスター
マスター
お前らはブレスレットな
ライ
ライ
あなたがベッドに寝てからユウトくんが床ドンするみたいに重なってくれるかな

それからおでこあわせて

あなた、腕はユウトくんの首ね
あなたは指示通りにポージングする

けど表情は自然にする

まっすぐ見つめ合う
(なまえ)
あなた
ユウト、目を閉じて
目を閉じる

するとあなたは優しくキスをする
ライ
ライ
そのままね
フラッシュが焚かれる

撮影が終わりモニターをみると唇はあなたの腕で隠れている

そして商品のブレスレットが輝いていた

あなたの動きとそれに合わせるライさんの絆で生まれている作品だった







ウソク side

あなた、ずっと撮影していてすごいと思う

しかもみんなに合わせている

マスター
マスター
あと2人だ!

ウソク!
(なまえ)
あなた
あとちょっとで終わる〜
マスター
マスター
とりあえず2人ともアンクレットつけて
ライ
ライ
じゃあベッドの上で座ってあなたをバックハグして

それであなたはウソクくんの前で体操座りで足クロスして
あなたは僕に体重を預け首をそらす
(なまえ)
あなた
ウソク、やっぱり大きい笑笑
ウソク
ウソク
あなたが小さいんだよ
(なまえ)
あなた
なにそれ
あなたが僕の頬をつつく
マスター
マスター
そのままだ
フラッシュが焚かれあなたの目が輝く

フラッシュの度に微妙に変わったいく表情に目が離せない
ライ
ライ
いい写真になった

ウソクくん、お疲れ様
ウソク
ウソク
ありがとうございます
マスター
マスター
次でラストだ

ホンソク、撮るぞ





ホンソク side

ようやく順番がきた

マスター
マスター
2人は指輪をつけて

ホンソクは上は着なくていい

上裸な
ライ
ライ
あなたがホンソクくんに後ろから抱きつけ

それでホンソクくんがあなたの腕を持って

笑い合ってね
背中にあなたの体温が伝わる
(なまえ)
あなた
ホンソクの背中、好きだなぁ
ホンソク
ホンソク
撮影中にそんなこと言うなんてずるいよ
(なまえ)
あなた
ホンソクが笑うと目無くなるよね笑笑
ホンソク
ホンソク
そういうあなただって
緊張がほぐれ自然に笑う
ライ
ライ
いいねぇ、素敵だ
(なまえ)
あなた
撮影終わったぁあああ

みんなお疲れ様
マスター
マスター
まだだ

あなたにはあと一つある









you side

撮影が終わったかと思うとマスターはまだあるとかいう
(なまえ)
あなた
とりあえず終わりでしょ?
マスター
マスター
んなことない

お前にはあと一つ仕事がある
そういうとマスターは私のブラのフックを外した
(なまえ)
あなた
ちょっと!
マスター
マスター
猫耳と尻尾も外せ

トップレスになれ
マスターの言われた通りにする

今身につけているのは黒のハイヒールと黒の革のパンツと指輪と首輪だけ

マスターは首輪を外し、ピアスも指輪も外させた
マスター
マスター
最後の仕事は兄さんの最高の被写体になれ

兄さんはこの仕事を最後にカメラマンを引退する

この写真はうちのモール全体の広告にする

できるな
(なまえ)
あなた
わかったよ

ライ、指示頂戴
ライ
ライ
好きなように動け

それに合わせてシャッターを切る
私は胸の前にクロスしていた手を解きウォーキングをしたり次々にポーズを決める

照明のせいで視界がぼやけるのか涙でぼやけているのかわからない

けど笑顔でカメラを見つめる

時にはカッコつけたりする

ライの最高の被写体になるために頑張る
ライ
ライ
いいよ!

最高!
マスター
マスター
素敵だぞ!
撮影が終わるとレイ姉さんがバスローブをかけてきた
レイ
レイ
最高の出来だったわ
(なまえ)
あなた
ありがとう、姉さん
モニターを見ながらマスターとライが話し合っている

私は鞄の中から電子タバコを取り出し、喫煙所に向かう

1人で吸っていると後ろから大好きだった匂いがする
ライ
ライ
お疲れ様
(なまえ)
あなた
最後の仕事、私でよかったの?
ライ
ライ
あなたがよかった
(なまえ)
あなた
それにしても今日の撮影は指示が多かったね

どうしたの?
ライ
ライ
あなたが俺以外の人といちゃつきながら撮影してたんだよ?

そりゃあ嫉妬しちゃうよね

必要以上にくっつかなくていいように指示しちゃった
そう言いながらくしゃっと笑う顔は愛おしい
(なまえ)
あなた
そういうのはこれからは奥さんに言ってよね
ライ
ライ
アドバイス、ありがとう
(なまえ)
あなた
今までありがとう

ライのこと、好きになってよかった
ライに精一杯笑ってスタジオに戻った

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