第244話

Last ユウトver
195
2020/11/29 12:58
you side

リビングに行くとユウトは家族と電話をしていた
ユウト
ユウト
うん、近々行くから

それから僕がパリコレのランウェイ歩いたんだよ?

もう1つ報告したいことあるけど、それは今度ね
電話を終えたユウトはソファーに座り、私の写真集を見ていた
(なまえ)
あなた
ユウト
ユウト
ユウト
あ、あなた

来てたの?
(なまえ)
あなた
うん、さっきからいたよ?

家族と電話?
ユウト
ユウト
そう、姉ちゃんとね
(なまえ)
あなた
これから会いに行こっか
ユウト
ユウト
え?
(なまえ)
あなた
ちょっとパスポート用意して待ってて
私はプライベートジェットを飛ばす用意をした

時間も夕方とあってパイロットは捕まらなかったけど小型だから飛ばすのは私だけでいい
(なまえ)
あなた
ほら、行くよ
私はユウトの手を引き、車に乗り込み空港へと向かった
ユウト
ユウト
本当にパスポートしか持ってないけどいいの?
(なまえ)
あなた
いいから
空港に着き、飛行機に乗り込む

すぐさま離陸をした

長野にある飛行場に着陸申請をし、フライトに集中する

その間、ユウトはコックピットのドアの側の席に座っていた

ドアを開け、会話をする
ユウト
ユウト
どこ向かってるの?
(なまえ)
あなた
長野だよ
ユウト
ユウト
本当に向かってるの?
(なまえ)
あなた
2時間で着くから

寝ててもいいよ
ユウト
ユウト
眠くないから大丈夫
(なまえ)
あなた
そっか
私は機内に音楽を流した
ユウト
ユウト
あなたはさ、どうして僕を選んでくれたの?
(なまえ)
あなた
ユウトといると落ち着くんだよね

それにストイックなところがいいなって
ユウト
ユウト
僕も同じ

あなたはストイックだけど周りには優しくてどこか安心する
(なまえ)
あなた
嬉しいな
私は着陸態勢に切り替え、着陸をする

飛行場に着き、タクシーに乗り換えデパートに向かった

デパートに入っているディオールに行く

服を1式買う
ユウト
ユウト
ねえ、家族にお土産買ってもいい?
(なまえ)
あなた
もちろん
そういうとユウトは男女ペアの財布とバッグを買った
(なまえ)
あなた
いいセンスだね
ユウト
ユウト
ありがとう

この分は出すから
(なまえ)
あなた
わかった笑笑

じゃあゆっくり見てて

私は他のフロア行ってる
ユウト
ユウト
わかった
私は食品フロアに行き、アルマンドのシャンパンとケーキ、花束を買った

再びディオールのお店に戻りユウト共にタクシーに乗り込む

ユウトの実家に向かった
(なまえ)
あなた
緊張してきた
ユウト
ユウト
今は母さんしかいないから大丈夫
(なまえ)
あなた
お姉さんは?
ユウト
ユウト
姉ちゃんは東京にいる
(なまえ)
あなた
じゃあ明日は東京ね
ユウト
ユウト
わかった
ユウトの実家のピンポンを押すと綺麗な人が出てきた
母
おかえり、ユウト
ユウト
ユウト
ただいま
母
急に連絡してきたからビックリしたよ

晩ご飯、作ってるから
(なまえ)
あなた
はじめまして

あなたといいます
母
こちらの女性は?
ユウト
ユウト
僕のグループのマネージャーで彼女のあなた

こう見えて日本と中国のクウォーターだから日本語で大丈夫だよ
母
まあ、どうぞ

入って

ユウトが紹介したい人がいるって彼女のことね
リビングに通されると美味しそうな匂いが漂う
(なまえ)
あなた
お母さん、よかったらこれ
私はさっき買った手土産を渡す
母
まあ、いいのに
(なまえ)
あなた
ちなみにそのシャンパン、ユウトさんがアンバサダーなんです
母
記念にするわ
ユウト
ユウト
母さん、これは僕から

父さんとお揃いの財布
母
ディオールなんて、ユウトも見栄張り過ぎたんじゃない?
ユウト
ユウト
そんなことないって
(なまえ)
あなた
ユウトさん、次のディオールのコレクションのアンバサダーなんです

だから先日パリコレに出たんですよ
母
次のランウェイの時は見に行くから

お姉ちゃんと
ユウト
ユウト
頑張るから
(なまえ)
あなた
よかったら、これどうぞ

次のコレクションのカタログとランウェイのユウトさんの写真です
私はライから受け取った写真を渡す
母
次のコレクションも選ばれるように頑張りなさいよ

ほら、肉じゃがと唐揚げ冷めちゃうから早く食べて
ユウト
ユウト
ありがとう
(なまえ)
あなた
お手伝いさせて下さい
母
いいから座ってて
(なまえ)
あなた
ユウトさんの家庭の味、勉強したいので教えてください
母
じゃあ、お願いしようかしら
私はキッチンに立ち、一緒に夕飯の支度をする

3人で食卓を囲む
ユウト
ユウト
頂きます
(なまえ)
あなた
頂きます
母
召し上がれ
料理はどれも美味しい
(なまえ)
あなた
美味しい
母
そう?よかった笑笑

たくさん食べてね
ユウト
ユウト
あなた、ドラマの撮影あるだから太らないようにね
(なまえ)
あなた
ユウトのお母さんのご飯なら太るまで食べたいかも
母
よかった

ユウトのこと、好きになってくれて
(なまえ)
あなた
そんな

こちらこそです

こんな私を選んでくれたユウトさんには感謝しかないです
ユウト
ユウト
ふーん

そう思ってくれてたんだ?
(なまえ)
あなた
うん
母
ケーキ、出すね
(なまえ)
あなた
ありがとうございます
手土産として持ってきたケーキが出される
母
なんか、いいね

一時、ユウト落ち込んでたけど今はこんないい人がいて
ユウト
ユウト
未だに僕の彼女だってこと、信じられないよ
母
あなたさんはご両親とかは?
(なまえ)
あなた
父が会社を経営してます

母は父の事業の一つであるホテル事業をしてます
母
立派なご両親だこと
ユウト
ユウト
あなたも会社経営してるんだよ

世界をまたにかけてる
母
すごいね

逆にユウトでいいのかしら
ユウト
ユウト
ちょっと母さん笑笑
母
だって可愛くて仕事もできてこんなに気遣いも優しさもあってさ、何より本当にユウトのこと好きだし
(なまえ)
あなた
お母さん、照れますって笑笑
ユウト
ユウト
僕はあなたを幸せにするって決めたの
母
ユウトも大きくなったね

そんなことを言うようになったなんて
(なまえ)
あなた
本当に照れる笑笑
母
泊まっていくんでしょ?

ほら、ユウトの部屋綺麗にしたから
ユウト
ユウト
姉ちゃんのパジャマある?

あなた、服なくてさ
(なまえ)
あなた
明日の服はあるけど、確かにパジャマのこと考えてなかった
母
お姉ちゃんのなら全部送ったのよ

ユウトのでいいじゃない
(なまえ)
あなた
全然大丈夫です
ユウト
ユウト
まあ、いいか笑笑

先にシャワー浴びてくるね
(なまえ)
あなた
うん
お母さんとリビングに2人きりになる
母
あなたさん、ユウトのことよろしくね?
(なまえ)
あなた
こちらこそよろしくお願いします
母
あの子が女の子連れてくるの、初めてなの

よかった、あなたさんで
(なまえ)
あなた
私は時に不安になることがあります

本当にユウトの側にいていいのか

私のせいでユウトに我慢させていないか
母
あの子は我慢してもいいくらいあなたさんのことが好きだから側にいると思う

だからあなたが不安になることは必要ない
(なまえ)
あなた
お母さん、私、ユウトさんとのことは真剣に将来を含め考えています

こんな私をよろしくお願いします
母
早くおばあちゃんにさせてね?

2人の孫なら絶対可愛いから
(なまえ)
あなた
お母さん、気が早いですよ笑笑
ユウト
ユウト
次、あなたシャワー浴びてきなよ
(なまえ)
あなた
うん





ユウト side

シャワー浴び終え、リビングに行こうとすると2人の会話が聞こえる
(なまえ)
あなた
お母さん、私、ユウトさんとのことは真剣に将来を含め考えています

こんな私をよろしくお願いします
本当に男前すぎる

そのセリフは僕があなたのお父さんに言いたかったのに
母
早くおばあちゃんにさせてね?

2人の孫なら絶対可愛いから
母さんも気が早い

けどあなたとなら幸せな家庭が築ける気がする

リビングのドアを開け、あなたをシャワーに行かせる

僕は母さんの正面に座った
ユウト
ユウト
何話してたの?
母
秘密〜
ユウト
ユウト
なにそれ笑笑
母
彼女大切にしなさいよ
ユウト
ユウト
わかってるって
母
明日帰るの?
ユウト
ユウト
明日は帰ると思うよ
母
そう、今度は韓国行くから

その時はご馳走してよね
ユウト
ユウト
もちろん
母
あなたちゃん、かっこいいね

ユウトとの将来考えてるってそう言ってくれたの
ユウト
ユウト
聞こえてた
(なまえ)
あなた
ユウト、何が?
僕のジャージを緩く着たあなたが現れる

よく見るとそれは僕の体操服だった
ユウト
ユウト
それ笑笑

僕の中学の体操服
(なまえ)
あなた
嘘?!

本当だ、安達ってある笑笑

いいよ、安達になるから
ユウト
ユウト
それって
母
逆プロポーズ?!
(なまえ)
あなた
え?!

うん、安達になる
ユウト
ユウト
言ったからね?
(なまえ)
あなた
うん笑笑
母
そろそろ寝る時間だね

あとは2人でゆっくりね
僕はあなたの手を引き、自分の部屋に入る
(なまえ)
あなた
ここがユウトの部屋なんだ

なんかいいね、こういうの
そういうとベッドに腰掛けるあなた

隣に座り唇を重ねる
ユウト
ユウト
本当に安達になってくれるの?
(なまえ)
あなた
当たり前でしょ?
嬉しくて抱きつく

すると勢いよくベッドに倒れ込む

あなたからは同じシャンプーと柔軟剤の匂いがした

心地よくてそのまま眠りについた










翌朝

目を覚ますとそこにはあなたはいなかった

リビングに入るとキッチンであなたと母さんが並んで朝ごはんを作っていた

テンポよく食材を刻む音と味噌汁のいい香りがする
(なまえ)
あなた
あ、ユウト

おはよう
ユウト
ユウト
おはよう
母
もうちょっとで朝ごはんできるから
ユウト
ユウト
うん
2人の後姿を見てちょっと感慨深いものが胸に押し寄せる

もし、娘が生まれたらあなたは娘と並んでご飯を作るのかな

そんなことを考えているとテーブルに朝食が並んだ

味噌汁、卵焼き、野沢菜のおにぎり、サラダが並ぶ
母
あなたちゃんが手伝ってくれたの

ほら食べよ
ユウト
ユウト
うん、頂きます
(なまえ)
あなた
頂きます
味噌汁を飲むと母さんのいつもの味がした
(なまえ)
あなた
味噌汁どう?
ユウト
ユウト
美味しいよ
(なまえ)
あなた
よかったぁ

お母さんに教えてもらいながら作ったんだよ

同じ味になってる?
ユウト
ユウト
同じ味だよ
(なまえ)
あなた
今度からはお母さんのレシピで作るね
ユウト
ユウト
うん
母
卵焼きも食べて
卵焼きはほんのり甘く、出汁の香りが鼻に抜ける

母さんの卵焼きとはちょっと違い、出汁が口いっぱいに広がる
ユウト
ユウト
うん?

卵焼きは母さんが作ったの?
母
ううん、あなたちゃん

ほら、お母さん卵焼き作るのめんどくさくていつも出汁の顆粒だったり、白だし使ってたんだけどさ

あなたちゃんは一から出汁を取って作ってたよ

料理も上手で言うことなしね
(なまえ)
あなた
お母さんとは違うけど、どう?
ユウト
ユウト
美味しいよ

卵焼きはあなたの方が好きかも
母
味噌汁は出汁も自分で作るけど、卵焼きは出汁を使うと焦げちゃうのよ笑笑
ユウト
ユウト
そうだったんだ
野沢菜が刻まれ混ざられたおにぎりはいつも母さんが作ってくれたおにぎりだった
ユウト
ユウト
おにぎり、美味しい
母
それは私よ

レシピはあなたちゃんにも教えてるし、野沢菜も定期的に送るから笑笑
(なまえ)
あなた
ありがとうございます
母
なんか、朝からいい時間だった笑笑

私もお父さんと結婚する時、お姑さんに味噌汁と卵焼きのレシピ教わったの思い出しちゃった

卵焼きはお姑さんの味とは程遠いのにお父さんったら、それでも美味しいって食べてくれたなぁ
(なまえ)
あなた
素敵な思い出ですね
母
今度、あなたちゃんの家庭の味食べさせてね?

もしかして中国料理とかだったりするの?
(なまえ)
あなた
いえ、私の家庭の味は筑前煮です

おばあちゃんがよく作ってくれたんですよ

お母さんの思い出の料理は小籠包ですね
ユウト
ユウト
両方、食べたことあるけど美味しいんだよ?

筑前煮は手羽元が煮てあってさ、小籠包はスープが美味しいよ
母
楽しみにしてる笑笑
それから朝食を食べ終え、タクシーに乗り飛行場に向かう

飛行機に乗り込むと何故か東の方向に向かった
ユウト
ユウト
どうして東?
(なまえ)
あなた
え?

なんとなく
飛行機の静かな揺れで気づけば眠ってしまった











you side

ユウトは静かに眠っていた

幸せそうな寝顔は愛おしい

寝かせてあげたいけど短距離ということもあって1時間程のフライトだった

着陸をし、ユウトを起こしプライベートジェット専用の出口に行くと見慣れた人がそこにはいた
太郎
太郎
久しぶり
(なまえ)
あなた
久しぶり
ユウト
ユウト
お久しぶりです、太郎さん
太郎
太郎
それで?

何をしに日本に?
(なまえ)
あなた
わからないの?
太郎
太郎
そっか、ばあちゃんの命日か
(なまえ)
あなた
うん、1人で来ようと思ってたけど予定変更で昨日長野行ってきた
太郎
太郎
なるほどな

とりあえず車乗れよ
太郎のポルシェのSUVに乗り込む

後部座席に座る
太郎
太郎
あ、ユウトくんは助手席ね
ユウト
ユウト
わかりました
窓を開けて電子タバコを吸う

タバコを吸い終えると睡魔に襲われた









ユウト side

静かな車内で後ろを見ればあなたが寝ていた
太郎
太郎
あ、あなた寝たか
ユウト
ユウト
ですね
太郎
太郎
あなたが墓参りに誰かを連れてきたことないな

ユウトくん、君が最初だよ
ユウト
ユウト
そうなんですね
太郎
太郎
もしかして付き合ってる?

あ、安心して、マスコミとかには売らないから
ユウト
ユウト
はい、付き合ってます
太郎
太郎
そうか笑笑

俺は何を待ってたんだろうな
ユウト
ユウト
というと?
太郎
太郎
え?、ああ何でもないよ笑笑

昔、あなたのことが好きだったんだ

もちろん今もだけど

想いに蓋をして、成功したら迎えに行くと決めてたらいつのまにか人のものになってたっていうだけだよ
ユウト
ユウト
あなたのどかが好きだったんですか?
太郎
太郎
気付いたら好きだった

どこかとかなくて全てかな
ユウト
ユウト
わかります笑笑
太郎
太郎
さてとそろそろお姫様には起きてもらわなきゃ

あなた〜
(なまえ)
あなた
うん、起きた

今どこ?
太郎
太郎
花屋
(なまえ)
あなた
ありがとう
花屋に入ったあなたは花を選ぶ

あらかじめ花を決めていたようで手早く花を選ぶ
ユウト
ユウト
それは何の花?
(なまえ)
あなた
カサブランカよ?

花言葉は雄大な愛と壮大な美しさ

おばあちゃんが好きだったお花なの

ほら、菊とかよりこっちの方が素敵でしょ?
ユウト
ユウト
確かに華やかなだね
(なまえ)
あなた
それにカサブランカってまだ花言葉があるんだよ?

純粋、無垢、祝福、高貴、威厳、甘美

カサブランカのようになりなさいってよく言われてたの
全ての言葉が、あなたに当てはまる

お花を買い終えると、再び車に乗り込み、墓地に向かう

お墓は海の見える丘に建っていた

(なまえ)
あなた
おばあちゃん、久しぶり

今日は会わせたい人がいるから連れてきたよ
手早くお墓を綺麗にするとさっき買ったカサブランカを飾る

お墓の前で手を合わせる
(なまえ)
あなた
彼ね、ユウトって言うんだよ?

カサブランカのような人なんだ

純粋で威厳があって、こんな私のことを愛してくれていつも優しくしてくれるの

おばあちゃんがおじいちゃんのこと、そう思ったように私もそう思える人、見つけたよ
ユウト
ユウト
あなたさんのこと、大切にします
(なまえ)
あなた
なんか、照れるよ笑笑

結婚式の誓いみたいで笑笑
太郎さんがお墓に腕時計を置く
太郎
太郎
おばあちゃん、これ返すね

おばあちゃんが僕にくれた腕時計

おばあちゃんがおじいちゃんにあげたものでしょ?

僕はあなたのナイトは卒業しなきゃだし、あなたのことはこれからはユウトくんが守ってくれるから
(なまえ)
あなた
持ってて

おばあちゃんもその方が喜ぶから
太郎
太郎
この時計つけてから僕の事業うまく行ったんだよね

きっとおばあちゃんのおかげかな
置いた時計を再び太郎さんは付け直した
太郎
太郎
なあ、あなた

知ってるか?

おばあちゃんの遺骨、一部しかここに入ってないこと

ほとんどはおばあちゃんの希望で海に散骨されてるんだ

あなたは海外で活躍するからその側にいたいって

だから毎年ここに来なくていい、今度からは海に手を合わせろ
(なまえ)
あなた
うん、わかった
そういうとあなたは海に向かっても手を合わせた

海に反射した光があなたの目をまた反射させていた

(なまえ)
あなた
じゃあ、ユウト行こっか
ユウト
ユウト
先行ってて
(なまえ)
あなた
じゃあ、車にいるね
太郎さんとあなたが車に戻る

僕はまたお墓に手を合わせて誓う
ユウト
ユウト
あなたさんを必ず幸せにします

カサブランカのような彼女を
お墓を後にして車に乗り込む










you side

先に車に戻り、タバコを吸う

ユウトはおばあちゃんのお墓に手を合わせ何かを言っている

するとユウトは車に戻った
(なまえ)
あなた
何言ったの?
ユウト
ユウト
うん?

約束してたの
(なまえ)
あなた
そっか
太郎
太郎
この後はどうするんだ?

お昼ならいつもの寿司屋抑えてるけど
(なまえ)
あなた
じゃあそこにいこっかな
太郎
太郎
じゃあ寿司屋に下ろしたら俺は仕事戻るから
(なまえ)
あなた
うん、ありがとう
ユウト
ユウト
あ、姉ちゃんからLINEきてる
(なまえ)
あなた
何だって?
ユウト
ユウト
今日本?って
(なまえ)
あなた
あ、お姉さんもお寿司食べに来てもらったら?
ユウト
ユウト
いいの?

とりあえず予定聞いてみる
(なまえ)
あなた
人数変更大丈夫かな
太郎
太郎
あー、しとくね
(なまえ)
あなた
ありがとう
窓を開けてタバコを再び吸う

潮風が車に流れ込む

優しい風だった、まるでおばあちゃんが頬を撫でてくれるように
ユウト
ユウト
あ、姉ちゃん来るって
(なまえ)
あなた
楽しみだなぁ
太郎
太郎
人数変更、大丈夫だって
(なまえ)
あなた
ありがとう
たわいのない話で車内は盛り上がる

お寿司屋の前に着くとそこには綺麗な女性が立っていた
ユウト
ユウト
姉ちゃん!
姉
ユウト〜!

久しぶり
(なまえ)
あなた
はじめまして、あなたです
姉
待って、生めっちゃ可愛い
ユウト
ユウト
俺の彼女のペンにならないで
姉
うそ?!

彼女なの?

ほら、メンバー他にもイケメンいるじゃん

何でユウトなの?
ユウト
ユウト
もう、そういうのは中に入ってからにしよ
店内のカウンターに座り、お茶を飲む

お寿司をいつものように頼む
姉
本当にあなたちゃん、可愛い

昨日お母さんからLINEきてて、ユウトが可愛い彼女連れてきたとか言うからどんな子かと思ったらまさかのあなたちゃん

本当に可愛い
(なまえ)
あなた
ありがとうございます笑
姉
本当にユウトでいいの?
ユウト
ユウト
本人前にその質問、アリ?
姉
ユウト、うるさい

静かにして
(なまえ)
あなた
ユウトがいいんです

こんな私でいいのかと思います
姉
いいに決まってるじゃん!

今日、お母さんから聞いたけど一緒に料理してくれたとかどこまで優しいの
ユウト
ユウト
姉ちゃん、興奮しすぎ笑笑
姉
こんな子が妹になってくれる可能性があるんだよ?

逃すなよ
(なまえ)
あなた
ユウトとは家族になりたいと思ってます
姉
本当に?

嬉しすぎる
ユウト
ユウト
あ、姉ちゃん

そういえばお土産というかプレゼント
ユウトはお姉さんにディオールの紙袋を渡す
姉
なにこれ
ユウト
ユウト
バッグだよ

今回のディオールのコレクションのアンバサダーになったよ
(なまえ)
あなた
そうだ、これも
私はユウトのディオールの写真も渡した
姉
すごいね、本当にすごいね
ユウト
ユウト
ありがとう
姉
これからも頑張れ
ユウト
ユウト
もちろん
出されるお寿司をどんどん食べてゆく
姉
美味しい笑笑

最高のご飯だわ

かっこいい弟と可愛いその彼女とご飯食べれて最高
ユウト
ユウト
姉ちゃん、食べすぎ笑笑
姉
美味しいんだもん笑笑
(なまえ)
あなた
ユウトの家族、あったかいね
ユウト
ユウト
そう?

暑苦しいだけだよ
姉
そういえばお父さんとは会った?
(なまえ)
あなた
いえ
姉
無口なとこ、ユウトそっくりなんだよ
ユウト
ユウト
それは言うなって
(なまえ)
あなた
今度、会ってみたいな
ユウト
ユウト
僕もあなたの家族に挨拶行きたいし
(なまえ)
あなた
なら、心してね
ユウト
ユウト
わかってる笑笑
お寿司を食べ終え、お店を出る

お姉さんとは別れ、2人で街中を買い物する

デパートのショーウィンドウを見るとシャネルとディオールの広告を交換していた

私のシャネルの香水の広告の隣にユウトのディオールの広告が並んでいた
ユウト
ユウト
これだとバレちゃうね
そういうとユウトはそのディオールの店に入り、サングラスを2つ買う

そのサングラスをつけて手を繋いで歩く

時計を見ると4時を指していた

フライトまであと3時間で自由時間が2時間ほど残っていた
(なまえ)
あなた
ねえ、行きたいとこあるんだ
ユウトの手を引き、タクシーに乗り込む

私がよくダンスの練習を太郎としていたビルに行く

屋上に上がると街をオレンジに染めていた
ユウト
ユウト
ここは?
(なまえ)
あなた
私の夢の始まりの場所

そしてもう一つの夢の始まりの場所にしたいの
ユウト
ユウト
え?
(なまえ)
あなた
改めてユウトと家族になりたい

結婚を前提としてお付き合いください
ユウト
ユウト
本当、ずるいや

僕にはyesしかないのに
(なまえ)
あなた
大好き
ユウトに抱きつく

そしてどちらかともなく唇を重ねる

この瞬間を残していたくて写真を撮る

すると階段の方から声が聞こえた
太郎
太郎
お二人さん

ここのビルは僕のなんだけど?
(なまえ)
あなた
屋上だけ買い取るよ
太郎
太郎
いいよ、結婚祝いでくれてやる

ほら、スマホ貸せ
太郎にスマホを渡す
太郎
太郎
こっち向け
そういうと太郎は私達を写真撮ってくれた
(なまえ)
あなた
ありがとう
太郎
太郎
ほら、空港まで送ってやる
太郎の車に乗り込み、空港に向かう
車から降りると太郎はエンジン音を響かせて車を走らせた

私もユウトとジェットに乗り込み、ソウルに帰った

空港に着き、私のマンションに戻る

部屋に戻るとコンシェルジュが小包を届けてきた

中を開けると太郎からのプレゼントだった

そこにはカサブランカをモチーフにした写真立てだった
ユウト
ユウト
なにそれ
(なまえ)
あなた
太郎から

カサブランカの写真立てだ
ユウト
ユウト
素敵だね
私はスマホから太郎に撮ってもらった屋上での写真をプリントする

そしてその写真をその写真立てに飾った
(なまえ)
あなた
ユウト、これからもよろしく
ユウト
ユウト
もちろん
バルコニーに出るとソウルの夜景が眩しい

けど横にいる人の笑顔はもっと眩しかった

夜風が冷たくてユウトに抱きつく
(なまえ)
あなた
あったかいなぁ
ユウト
ユウト
体温が高いからかな
(なまえ)
あなた
そうじゃなくて

心が
ユウト
ユウト
あなたもあったかいよ
抱きしめられたまま再び唇を重ねる

そのまま抱えられベッドに倒れ込んだ
(なまえ)
あなた
愛してる
ユウト
ユウト
僕だって愛してる
お互いの体温を確かめるようにそのまま離れられずにいた

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