ユウト side
用意された昼ごはんも美味しそうなのに食欲が湧かない
リーさんの言葉が頭の中で繰り返し流れる
自分の武器を考えろ
俺の武器は?
考えていると自分の手が止まっていた
お昼ご飯を食べ、午後のロイさんのレッスンを受ける
個人に組まれたメニューをこなす
ジノヒョンとフイヒョンは肺活量と体幹を鍛えるために高山トレーニングのように酸素量を減らした部屋でメニューをしている
ホンソギヒョンとヨウォ二ヒョン、イェナニヒョンは筋肉量を増やすための筋トレ
シノニヒョンとキノとウソクはダンスやランニングといったパフォーマンスを強化するためのトレーニングをしている
そんな中、俺は…
そう言われ、俺は部屋のバルコニーで外を眺めていた
すると部屋にあなたが入ってきた
あなたは時折寂しそうな顔をする
そして今まさに寂しそうな顔をしている
ふと守りたくなって強く抱きしめる
そういうとあなたは部屋を出てリーさんを呼びに行った
恋人役が良かったなんて思った
作者から🖤
エンドのリクエストですがまだ募集してます
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。