第163話

Story161
300
2020/06/25 00:33
you side

ソファーで寝ていたからか身体の痛みで目が覚める

時計を見れば2時間程寝てたみたいだ

アルコールが抜けたことを確認して支度をした

ネット番組と音楽番組の収録の為、車に乗り込み現場まで走らせる

目まぐるしいスケジュールを終わらせれば夜の10時だった

ボディメイクのためにロイとテレビ電話でトレーニングをする

ロイ
ロイ
筋肉、落ちてる

痩せる時に筋肉も落ちたんだな
(なまえ)
あなた
ごめんなさい
ロイ
ロイ
大丈夫だから、ご飯は食べろよ

倒れたらプロ失格だぞ
(なまえ)
あなた
わかった
ロイ
ロイ
今日はここまでな
(なまえ)
あなた
うん、ありがとう
ロイとの電話を切ってマンションのジムスペースから部屋へと戻る

部屋に入って水を飲んでいるとコンシェルジュから電話が鳴る

面会したい人がいるとのこと

マンションのロビーのラウンジに行くとそこにはチャニョル先輩がいた
(なまえ)
あなた
先輩、どうかしましたか?
チャニョル
チャニョル
なんか会いたくなってさ
(なまえ)
あなた
なにそれ笑笑

部屋入ります?
チャニョル
チャニョル
いや、場所変えない?
(なまえ)
あなた
どこ行きます?
チャニョル
チャニョル
俺の家
(なまえ)
あなた
流石にヤバイと思いますけど…
チャニョル
チャニョル
だよな
(なまえ)
あなた
マスコミにバレてない秘密基地があるのでそこに行きますか?
チャニョル
チャニョル
そうだな
(なまえ)
あなた
あれで行きましょう
先輩を屋上に連れて行き、ヘリコプターに乗る

ヘリを私が所有するビルまで飛ばさせる
チャニョル
チャニョル
ここは?
(なまえ)
あなた
私のビルです

上から5階分は私の部屋なので専用エレベーターでしかここまで来れません
チャニョル
チャニョル
あなた、凄いな
(なまえ)
あなた
そんなことない笑笑
屋上から自分の部屋である最上階に行く

この部屋はすべての家具家電が揃っていて、マンションを建てるまではこの部屋が仕事用の部屋だった

今でもハウスキーパーの方が毎日掃除してくれている
チャニョル
チャニョル
何この部屋、広いし景色最高だし
(なまえ)
あなた
何か食べる?
チャニョル
チャニョル
ちょっとお腹空いてるかな
(なまえ)
あなた
ちょっと待って
私は冷凍庫に入れていた生ハムの原木とチーズを出し、ワインを出す
チャニョル
チャニョル
よくこんなストックあるな
(なまえ)
あなた
ここは1人になりたい時に使ったり、友達とのパーティーで使うからね
チャニョル
チャニョル
美味しい

美食家だね
(なまえ)
あなた
どうせ食べるなら美味しいものがいいでしょ?
チャニョル
チャニョル
ワインも美味しい
(なまえ)
あなた
ソムリエの資格持ってるから
チャニョル
チャニョル
デビュー出来なかった練習生ってグレたりするのによくグレてないよな
(なまえ)
あなた
グレた時あったよ

けどそれでもマスターは根気よく私を教育してくれたの

一生マスターには頭が上がらない
チャニョル
チャニョル
練習生の時、あなたにはデビューの話あがっててそれこそ、デビューに向けて準備してたのに
(なまえ)
あなた
知らなかった笑笑

自分の中で熟成し過ぎたワインのように旬は過ぎてたと思ってたから
チャニョル
チャニョル
けどあなたは今が旬だね
(なまえ)
あなた
やっぱり一流のアイドルはリップサービスも上手ね
私はベランダに出てタバコを吸う
チャニョル
チャニョル
あの時の純粋さはないね

むしろダークでその闇が当たってる光の強さを表してるけど
(なまえ)
あなた
きっとその頃、純粋に見えたのは当たってる光が弱くて影が薄いからだよ
チャニョル
チャニョル
実はさ、ずっとあなたのことすきだったんだよ?

デビュー前の時、たまたま廊下ですれ違ってから気になってたんだよ?
(なまえ)
あなた
知らなかった笑笑

あの時はデビューするために努力することしか頭になかったし

それにあの時思ってたこともその時は言えなくても今は言えるから時って残酷よね
チャニョル
チャニョル
今も好きだよ?
(なまえ)
あなた
先輩として私も好きよ?
チャニョル
チャニョル
なーんてね、冗談だよ
(なまえ)
あなた
騙された笑笑
チャニョル
チャニョル
写真撮ろう?
(なまえ)
あなた
いいけど、何で?
チャニョル
チャニョル
メンバーに見せるの、あなたに会いたがってたから
(なまえ)
あなた
じゃあ私も撮ってもいい?

インスタにあげる笑笑
チャニョル
チャニョル
いいよ
チャニョルに抱きつき写真を撮る

変顔したり、お揃いのポーズをする

インスタに

#先輩にドッキリ仕掛けられた
#先輩というよりお兄さん

とあげた

チャニョル
チャニョル
さっきのハグの写真をセフンに送ったら

2人きりでの密会はずるい

だって
(なまえ)
あなた
こっちにもメッセージ来てる

つぎは僕とね?

だって
チャニョル
チャニョル
そろそろ帰らなきゃ
(なまえ)
あなた
タクシー呼ぶね
チャニョル
チャニョル
ありがとう
チャニョルを裏口まで見送り、部屋へと戻る

ベッドに倒れ、明日のモデル撮影に備えた

プリ小説オーディオドラマ