第127話

Story125
263
2020/05/29 01:57
you side

マンションに帰り、玄関でただいまと言っても言葉は帰ってこない

冷蔵庫に入れていたハーフボトルのシャンパンを開けてそのまま飲む

きつい炭酸が喉を刺す

シャワー浴びてストレッチやマッサージをして眠る

ベッドに横たわるとどっと疲れが襲う

眠りにつこうとすると社長からの電話で目が覚める
社長
社長
今日はお疲れ様

明日はaspirinのMVを撮ろうと思ってるんだけど相手の男性は誰にしようか
(なまえ)
あなた
誰でもいいですよ
社長
社長
じゃあ、事務所の子でいいか
(なまえ)
あなた
お任せします笑笑
社長
社長
わかった

手配しておく

明日は10時にマリオネットホテル集合ね
(なまえ)
あなた
わかりました
社長との電話を切り、急いでロイに電話をする
(なまえ)
あなた
📞ヨボセヨ
ロイ
ロイ
なんだ?

今から帰ろうと思ってたのに
(なまえ)
あなた
お願いがあってさ

明日MVの撮影が入ったから急いでボディメイクして欲しいの
ロイ
ロイ
酒飲んでるのか
(なまえ)
あなた
ハーフボトルのシャンパン1本だけね
ロイ
ロイ
なら、大丈夫か

急いでクリニック来れるか
(なまえ)
あなた
わかった
タクシーを呼び急いでロイのクリニックに行く
ロイ
ロイ
とりあえず、EMSで筋肉動かしてから超音波マッサージだな
(なまえ)
あなた
ありがとう
ロイ
ロイ
いつもの脂肪溶解はしないぞ

もうこの前ので溶解してるから
ロイが私に器具を取り付け施術する
(なまえ)
あなた
助かった

ありがとう
ロイ
ロイ
それより驚いたぞ

アーティストデビューとか聞いてないんだけど
(なまえ)
あなた
デビューするまで内緒だったの

それに2日間で準備したんだから笑笑
ロイ
ロイ
まあ、でも身体は仕上がってたぞ
(なまえ)
あなた
ロイのおかげだよ

ただ、明日の撮影のこと聞くまでにお酒飲んだから今日は焦った
ロイ
ロイ
安心しろ

俺が最高の身体にするから
(なまえ)
あなた
ロイにしかボディーメイクは頼まないから
ロイ
ロイ
他のところ行ったら、許さないからな
そう話しているうちに施術が終わる
ロイ
ロイ
一応、利尿剤も出してるから

寝る前に飲んだら明日は浮腫ゼロだ
(なまえ)
あなた
ありがとう

またね
ロイのクリニックを後にしてマンションに帰る

利尿剤を飲み、ようやく眠りについた









翌朝、目が覚めてベランダでタバコを吸う

リビングにある鏡を見ると浮腫はなく、筋肉も引き締まっていた

車に乗り込み指定されたホテルまで走らせる

ロビーには撮影チームが揃っていた
(なまえ)
あなた
今日はよろしくお願いします
社長
社長
おう、頼むぞ
ケイト
ケイト
はじめまして

ケイトです

今日は相手役お願いします
(なまえ)
あなた
はじめまして

よろしくお願いします
社長
社長
まず、曲が依存し合うカップルについて歌ったものだから

今日2人はカップルらしくね?
(なまえ)
あなた
わかりました
ケイト
ケイト
女性と付き合ったことないのでどうしたら…
(なまえ)
あなた
任せて

といっても私も付き合ったことないけど笑笑
社長
社長
とりあえず午前中は2人にするから近くをデートしてきてくれ

それを2人で自撮りしたりしてみて

MVにいれこむから
(なまえ)
あなた
わかりました

まず、買い物に行こう

ケイト?
ケイト
ケイト
うん、あなた?
(なまえ)
あなた
お互いまずは名前呼びとタメ語からね
ケイト
ケイト
うん
ケイトと手を繋ぎ、ショッピングをする
(なまえ)
あなた
ケイト、私にきて欲しい服を選んで
ケイト
ケイト
うん
ケイトが服を選ぶ

その様子を携帯で撮る
ケイト
ケイト
シンプルだけどどうかな?
(なまえ)
あなた
うーん、デート服ぽいの選んでみて
ケイト
ケイト
こんな感じ?
(なまえ)
あなた
かわいい!

じゃあ、次は私が選ぶね
ケイト
ケイト
あ、デニムジャケットで揃えたの?
(なまえ)
あなた
うん、カップルぽいでしょ?
ケイト
ケイト
いいねぇ
それからお揃いのペアリングを買い、カフェで休む
(なまえ)
あなた
何飲んでるの?
ケイト
ケイト
カフェラテ

あなたは?
(なまえ)
あなた
ミルクティー
ケイト
ケイト
マグカップ持ってこっちみて
ケイトがスマホを構える

ポーズをとっていると
(なまえ)
あなた
まって、これ動画?
ケイト
ケイト
うん、動画
(なまえ)
あなた
もー、キメ顔してたじゃん

恥ずかしい
ケイト
ケイト
可愛かったよ
(なまえ)
あなた
なら許す
カフェを出て通りを歩く

近くの公園で散歩をする

動画を回しながら自撮りをしたりする
ケイト
ケイト
こういうこともした方がいいよね?
そういうとケイトは私にバックハグをしてキスをする

初めてで不器用なキス
(なまえ)
あなた
照れる笑笑
ベンチに座ってケイトの方に頭を預ける

それをケイトが自撮りする
ケイト
ケイト
なかなかにカップルぽい動画とか写真撮れたよ
(なまえ)
あなた
そろそろ、戻ろうか
初めはよそよそしかったのに今では自然に手を繋ぐ

ケイトの歩幅に合わせてホテルへと向かった










イェナン side

オフの日だったからユウトと買い物に出かけていた

するとモールで知らない男性と買い物をしているあなたを見かけた

仲良く手を繋ぎお互いのコーディネートを考えていた

しばらくするとお揃いコーデで出てきた
イェナン
イェナン
ねえ、あれあなたよね?
ユウト
ユウト
ぽいけど違うんじゃない
イェナン
イェナン
絶対そうだよー
僕は2人を指差す
イェナン
イェナン
ほらね?
ユウト
ユウト
あ、あなただ
イェナン
イェナン
ねえ、尾行しよ?
ユウト
ユウト
うん
ユウトと尾行を始める

ジュエリーショップに行き、ペアリングを買い付けていた

指を見ると僕とのペアリングはなく、腕にはユウトとお揃いのブレスレットもなかった

ただ、その男性とのペアリングしかなかった

カフェに行きお互いを撮りながらいちゃついていた
ユウト
ユウト
なにあれ、妬くんだけど
イェナン
イェナン
僕とのペアリングもユウトとのブレスレットもないよ
ユウト
ユウト
嘘でしょ、ってことは本命なのかな
イェナン
イェナン
わかんない

あ、お店出た
追いかけていくと公園にたどり着いた

距離は近く仲良くしていた

キスまでしていた

公園を出て尾行を続けているとホテルに入っていった
ユウト
ユウト
これは完璧にクロだね
イェナン
イェナン
友達が多いキノとかに聞いたら相手のことわかるかな
ユウト
ユウト
写真撮れたから聞いてみよ
イェナン
イェナン
それにしても昨日の夜、話してた矢先にだね
ユウト
ユウト
ホンソギヒョン、聞いたらブチギレそう
イェナン
イェナン
だね
僕とユウトは買い物に戻る

お互い頭の中はさっきのあなたでいっぱいだった

プリ小説オーディオドラマ