you side
宿舎のリビングに入るとホンソクがご飯を作ってるいい匂いがした
私はバルコニーに出てタバコを吸う
すると求めていた温もりが私を包む
一緒にリビングに戻る
玄関のドアを開けようとすると腕を引っ張られた
そして唇が重なる
私は宿舎を出て、車に乗り込みマンションに戻った
ウソク side
玄関の扉が閉まる
振り返るとヒョンがからかってきた
リビングに戻るとみんなが食卓に座っていた
みんな、フリーズする
ご飯を食べ終え、写真集に目を通す
全て美しいあなたで埋め尽くされていた
みんなリビングでは写真集を見ていた
2人が腰まで海に入り、抱き合ってる写真だった
2人とも上は着ていなかった
日の出の逆光で全ては見えていないが着ていないことら一目瞭然だった
自室に戻り、写真集を眺める
どの写真も美しかった
you side
リビングで台本を読んでいると電話がかかる
クローゼットを開け、服を吟味する
ベージュのオフショルのニットワンピにする
いつものようにヒールを合わせた
メイクを念入りにしたらインターホンがなる
急いで家を出てくるまにのりこむ
車から降りると待ち合わせ場所と伝えられている噴水の近くにセフンがニット帽とマフラーをつけて待っていた
私は背後から目隠しをする
セフンに手を剥がされる
ヒールで背伸びしたからかバランスを崩す
するとセフンは支えてくれた
セフンが私の首にマフラーを巻く
手を繋がれ、ジャケットに手を突っ込まれる
サムギョプサルのお店に入り、注文をしてお肉を焼く
ソジュを一気に飲む
焼き上がったお肉を食べる
サンチュを口にあて、肉を押し込む
すると口に緑の花が咲く
その様子をセフンはスマホで撮る
その様子をスマホで撮る
お肉が美味しくてお酒が進む
指で拭われた
さりげなくそんなことをするところに優しさを覚えた
きっとウソクとのデートなら私がウソクの口の周りを拭いたのかな
席を立ち、リップを塗り直し喫煙ルームで一服する
吸っていると後ろからいつものようにウソクが抱きしめてくれる気がした
けど私を抱きしめていたのは温もりではなくタバコの煙だった
席に戻るとセフンもお手洗いに消えた
その隙に会計を済ませる
お店を出て、観覧車がある遊園地に行く
観覧車に乗り込み、夜景を楽しんだ後バーに行った
2人でカクテルを楽しんだ
もうそろ撮影も終わると思っていたがまだカメラは回っている
ある程度酔ったところで切り出した
練習生時代に先輩達に教えてもらった言葉を使う
デートの別れの挨拶だと教えられた
再び手を繋ぎ、タクシーに乗り込み私のマンションに向かう
タクシーに乗っているとマネージャーから電話がかかる
電話を切るとマンションについた
部屋に入ってリビングに座る
ソファーから立ちあがろうとするとセフンは腕を引っ張りキスをした
セフンは私を抱きしめる
私も背中に手を回した
キッチンに立ち、マルガリータを作って出す
冷蔵庫からアルマンドを出し、ワインクーラーに入れてリビングに置く
テレビでは私のMVが流れていた
私は寝室のベランダに出てカメラがないことを確認してタバコを吸う
撮影はいつ終わるんだろう
早くウソクに電話したいのに
マネージャーのテヨンにカトクする
どうやら撮影は明日の朝までみたいだ
タバコを吸い終え、バスローブとマスターが予備としておいていた新品のパンツをバスルームに置く
部屋でシャンパンを飲んでいるとセフンは戻ってきた
私もシャワーを浴びに行き、部屋に戻る
ドライヤーで髪の毛を乾かしてもらう
金髪にしてから乾くのが遅くなったと思う
それからもお酒を飲みながら談笑した
寝室に入り、同じベッドで眠る
夜中にスタッフさんが撮影してもいいように抱き合って眠った
セフン side
気持ちよく寝息を立てて眠るあなた
バスローブから見える無防備な鎖骨を甘噛みした
いいよね、だってこの撮影中はカップルだから
ウソク side
部屋でゲームをしてると意外と時間が経っていることに気がつく
流石にもうロケは終わっただろう
電話をかけたくなるけど、もしまだ撮影だったら?
そんなことを考えているとかけられなかった
you side
起きて朝ごはんを作る
すっかりカメラがあることを忘れてゆるく結ばれたバスローブのまま作っていた
朝ごはんが出来たころ、セフンが起きてきた
セフンが私のバスローブのリボンを結び直し、おでこにキスをした
朝ごはんを食べ終え、服を着替えてセフンを見送る
どうやら、セフンは昼から仕事らしい
私は部屋で掃除をしているとマネージャーのテヨンがやってきた
ジムに行き、身体を鍛える
ポールダンスをしているとマスターからの電話がかかってきた
電話を切り、マスターからのカトクを見る
ネット記事を開くとそこには昨夜のセフンと私のデートの写真があった
よくみるとファンの人が撮影したらしい
記事にはEXOセフンとあなた 堂々と江南デート、その後お家デートへ
ウソクがこの記事を見ていないことを祈った
ウソク side
朝、リビングに行くとみんなはスマホを見ていた
シノニヒョンに見せてもらった写真には昨日の夜の撮影と思われるあなたが撮られていた
仲良く手を繋いで見つめ合う2人に嫉妬する
僕はそのまま部屋に行き、あなたに電話をかけた
すると誰かと話しているのだろう、電話は繋がらなかった
you side
恋愛番組収録のため、スタジオに行く
MCの人に呼ばれてセフンとセットの中に入っていく
VTRが始まる
私がセフンを脅かすところから始まった
ごはん食べるシーンに移る
からの観覧車のシーンに移る
実は観覧車の中ではキスをしていた
キスをした瞬間、スタジオが騒つく
そこで一旦VTRが止まった
ウソクをチラッと見ると明らかに作り笑いをしていた
ウソクが一瞬私を見る
そういえばそんなこともあったけ、私がウソクをバイクに乗っけてチゲ食べに行ったなぁ
フイが私のモノマネをしながら言う
バーに行くシーンになる
お酒を飲みながら楽しみ、デート終了のテロップが流れる
VTRが終わったと思ったら私がラーメンのセリフを言ってるシーンになる
それから私の部屋でいちゃつくVTRが流れる
お風呂後のバスローブの姿でソファーでシャンパンを飲むところが流れる
一緒にベッドルームに消える
翌朝の私の料理のシーンになる
セフンが私のバスローブを結び直し、ご飯を食べる
身支度を終え、家を出るセフンにキスするのが流れENDのテロップが流れた
ウソクを見ると作り笑いしていた
ウソクが私をまっすぐ見る
収録が終わり、控え室に戻る
するとマスターがいた
セフンが入ってきた
セフンが部屋から出た
私は鞄を持って隣の控え室に向かった
ウソク side
収録が終わり、控え室に戻る
廊下からハイヒールの足音が聞こえる
扉が勢いよく開くと後ろから抱きしめられた
僕はあなたの手を引き行こうとした
そういうとカトクに住所を送ってくれた
あなたは先に控え室から出た
入れ替わりでマスターが来た
みんなで宿舎に戻るとマスターは僕をバイクに乗せた
バイクを走らせて着いたのは大きな家だった
そういうとマスターはバイクに乗り、戻っていった
玄関のドアベルを鳴らすとあなたが出てきた
部屋に入るとシャンパンがテーブルの上に置かれていた
シャンパンを飲み進める
唇が重なる
あなたの舌からはメンソールと電子タバコの苦味が伝わる
唇を濡らし上目遣いで僕を見つめる
そんな彼女を抱きしめソファーに押し倒す
そのまま絡み合った
you side
絡み合った後、電子タバコを持ってベランダに出てタバコを吸う
すると肌にあったかい肌が重なる
前から抱きつかれ電子タバコを落とす
吸い終わりの合図のバイブが鳴る
私とウソクの動きとシンクロしていた
子供っぽいその笑顔に唇を重ねた
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!