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第180話

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2020/07/11 08:33 
you side

宿舎に帰るとみんながいた
pentagon
pentagon
おかえり
（なまえ）
あなた
ただいま
シノン
シノン
今日の晩ご飯はピザだよ
（なまえ）
あなた
やったー笑笑
ホンソク
ホンソク
うん、そこに生地あるから自分で盛り付けて
（なまえ）
あなた
ペパロニ、たくさん乗っけよ笑笑
ジノ
ジノ
野菜もね？
（なまえ）
あなた
うん、トマト乗っけた
みんな、思い思いにピザを作りそしてオーブンで次々に焼いていく

焼き上がるまで待つ
ウソク
ウソク
あなたからタバコの匂いしない

電子タバコの匂いも
（なまえ）
あなた
あー、ライブまで禁煙してたの
イェナン
イェナン
もう吸わないの？
（なまえ）
あなた
彼氏が辞めてって言ったら辞める
ユウト
ユウト
お酒は？
（なまえ）
あなた
お酒なら2日間くらい飲んでないよ
ユウト
ユウト
珍しい
ヨウォン
ヨウォン
そんな、頑張ったあなたにご褒美
（なまえ）
あなた
なに？！
ジノ
ジノ
部屋、行ってごらん
階段を駆け上がり、自分の部屋に入る

そこにはメイクテーブルがあった

その周りにはプレゼントが並べられている
（なまえ）
あなた
なにこれ泣
フイ
フイ
お疲れ様

そしてこれからよろしくね
（なまえ）
あなた
何で泣かせるのぉ〜
シノン
シノン
泣き顔、ブサイク
（なまえ）
あなた
嬉し泣きって表情管理が難しいの
キノ
キノ
ほら、プレゼントはあとで開けなよ

先にご飯食べよ？
（なまえ）
あなた
うん
リビングにみんなで集まってピザを片手にお酒を飲む

グラスとタバコを持ち、中庭に行く

吸いながらワインを飲む
ウソク
ウソク
活動、お疲れ様
（なまえ）
あなた
ありがとう笑笑
ウソクは背後から私を抱きしめる
（なまえ）
あなた
本当にこうするの好きだよね
ウソク
ウソク
うん、好き
（なまえ）
あなた
ウソクはやめて欲しい？

タバコ
ウソク
ウソク
あなたらしさでもあるから気にしてない
（なまえ）
あなた
そっか
ウソク
ウソク
先輩達来てたね
（なまえ）
あなた
うん

ありがたいね
ウソク
ウソク
インスタは閉じるの？
（なまえ）
あなた
ううん

一応会社の方から写真集の発売までは残してと言われてる
ウソク
ウソク
そうなんだね

あなたのインスタが唯一の行動を把握するコンテンツだったからさ
（なまえ）
あなた
スマホなら戻ってきたよ

これで連絡取れる

てか、これからは一緒だよ
ウソク
ウソク
本当に本当？
（なまえ）
あなた
本当
ウソク
ウソク
よかったぁ
ため息をつきながらしゃがみ込むウソク
（なまえ）
あなた
そこまで笑笑
ウソク
ウソク
そうだよ笑笑
（なまえ）
あなた
可愛いなあ
しゃがみ込んだウソクの髪の毛を撫でる
ウソク
ウソク
ねえ、熱愛報道は本当に付き合ったり、何かあったの？
（なまえ）
あなた
ジヨンとのやつ？

ふつうに飲んでただけよ笑笑

チャニョル先輩とも何もないし
ウソク
ウソク
マスターは？
（なまえ）
あなた
あるわけないでしょ

酔っ払いのキスは挨拶だし
ウソク
ウソク
マスターがどう思ってるかはわからないよ
（なまえ）
あなた
マスター、好きな人いるって

姉さんが言ってた
ウソク
ウソク
素敵な人だろうね
（なまえ）
あなた
私なんか足元に及ばないイイオンナだろうね
ウソク
ウソク
僕にとってはあなたもイイオンナだよ？
（なまえ）
あなた
嬉しいこと言ってくれるね
ウソクにキスをする
ウソク
ウソク
あなたも酔っ払いだからこのキスは挨拶だね
（なまえ）
あなた
さぁ？

わからないよ
ウソク
ウソク
ほら戻ろ？
（なまえ）
あなた
うん
ウソクの背中に飛び乗る

ウソクの背中はあったかい

おんぶされたままリビングに行く
シノン
シノン
大きな赤ちゃんだね
（なまえ）
あなた
甘やかせてくれる？
シノン
シノン
いいよ
降りようとする
ウソク
ウソク
ダメ

あなたは一緒にいて
（なまえ）
あなた
わかった
ウソクの膝の上に座る

ウソクの心臓の音が心地よい

ライブの疲れがあったのか眠ってしまった










ウソク　side

気持ちよくあなたは寝ている

僕の服をギュッと掴み離れない
シノン
シノン
あーあ、寝ちゃった
ウソク
ウソク
疲れてたんだよ
ジノ
ジノ
あなたの寝顔、久しぶりだね
ヨウォン
ヨウォン
あれ？あなた、こんな指輪してたっけ？
左手の薬指にルビーの指輪が光る
フイ
フイ
それ僕があげたやつ
右手の中指にはイェナニヒョンとお揃いの指輪がはめられていた
イェナン
イェナン
ようやく、つけてくれてる
ユウト
ユウト
本当だ、僕とのブレスレットつけてる
キノ
キノ
あなた、寝てるけどメイク落とさないと肌荒れしちゃう
ホンソク
ホンソク
起こしてあげたいけど…
あなたの携帯が震える

それでもあなたは起きない

代わりに電話に出る
ウソク
ウソク
📞ヨボセヨ？
セフン
セフン
📞もしもし？

あなたの電話だよね？

あなたいるかな
ウソク
ウソク
📞あなた寝てるんですよ
セフン
セフン
📞そっか

起きたら電話するように言ってくれるかな
ウソク
ウソク
📞わかりました
（なまえ）
あなた
あれ、私寝てた？
ウソク
ウソク
寝てたよ

あ、セフン先輩から電話
あなたに電話を渡す
（なまえ）
あなた
📞ごめん、寝てた

今日はありがとう笑笑

うん、今日で活動は終わりだから

今から？

もう飲んでるの

わかったよ、行くよ
楽しそうに電話をするあなた

何を話しているんだろうか

あなたが電話を切る
ウソク
ウソク
どうかした？
（なまえ）
あなた
ほら、今日来てくれたセフン先輩とチャニョル先輩とヒチョル先輩が今マスターのところにいるって

それで来ないかって言われたの

御礼しに行ってくるね
ウソク
ウソク
もう飲んでるのにどうやって行くの？
（なまえ）
あなた
タクシーで行ってくる
ジノ
ジノ
僕、飲んでないから送るよ
（なまえ）
あなた
ありがとう

けどマスコミ怖いからタクシーで行くよ
ウソク
ウソク
行かないでよ
（なまえ）
あなた
そういう訳にはいかないでしょ？
ウソク
ウソク
ちゃんと帰ってきてよ？
（なまえ）
あなた
帰りはマスターに送ってもらうから大丈夫
ホンソク
ホンソク
帰る時に電話してね？
（なまえ）
あなた
わかってる

スーツから着替えてくるね
自分の部屋に行き着替えてきたあなた
（なまえ）
あなた
タクシー来たから行ってくるね
そういうとあなたは出かけて行った

リビングが静まり返る
ヨウォン
ヨウォン
スリット、危険だなぁ
キノ
キノ
可愛いけどね、無防備すぎて心配かな
イェナン
イェナン
ちゃんと帰るよ、きっと
シノン
シノン
明日は何する？
キノ
キノ
みんなでどこか行きたいな
ジノ
ジノ
どこ行く？
ユウト
ユウト
この前みたいにBBQはどう？
フイ
フイ
いいね
ウソク
ウソク
そういえばあなたのライブ、良かったね
ホンソク
ホンソク
歌手がパフォーマンスで息が切れるのがみっともないからって言ってたけど息切れてないしさ
ヨウォン
ヨウォン
マスターが言ってたけど3日間ほど禁煙してたらしいよ

禁酒もね
ウソク
ウソク
さっき吸ってたけどね
シノン
シノン
様になるからいいよ
ウソク
ウソク
あなたのタバコを吸う姿、好きだし
ジノ
ジノ
身体を考えたら止めた方がいいけどね
イェナン
イェナン
家族もやめて欲しいって言ってたし
ヨウォン
ヨウォン
あなたの家族に会ったことあるの？
イェナン
イェナン
あるよ、上海旅行の時にね

お母さんは綺麗だし、お父さんはオーラあるし

2人ともあなたに似てるよ

性格はお父さんかな、芯が強いところが似てる
ユウト
ユウト
会ってみたいな
ホンソク
ホンソク
もしかして、ライブに来てたかな
イェナン
イェナン
どうして？
ホンソク
ホンソク
ボディガード3人くらい付いてる人が出口でロールスロイスに乗り込むの見たから
イェナン
イェナン
お父さんだと思うよ

それにVIP客席に座ってたし
フイ
フイ
ステージから見えたけど、あれあなたのお父さんだったんだ

あなたの会社の取引先の人かと思った

スーツ着ててモデルみたいにカッコいいし
イェナン
イェナン
うん、お父さんだね
宿舎のピンポンが鳴る
ホンソク
ホンソク
出てくるね
ヒョンが玄関に行く

すると背が高くてダンディな男性が入ってきた
父
父
どうも

あなたの父です
イェナン
イェナン
お父さん、お久しぶりです
父
父
イェナン君、上海のパーティー以来だね

あなたはいる？
キノ
キノ
あなたなら出かけました
父
父
ちょうど良かった
ホンソク
ホンソク
コーヒー入れてきますね
ヒョンがコーヒーを出す
父
父
イェナン君、あなたとの交際は順調かな？

あ、本当は付き合ってないんだよね
イェナン
イェナン
あなたに頼まれてあのパーティーの時は婚約者のフリをしただけですよ笑笑
父
父
なのにその時のお揃いの指輪はしてるんだね
あなたの父ということもあって鋭い
ウソク
ウソク
お父さんは今日はどうしてこちらに？
父
父
こっちで商談の話があってね

ついでにあなたのライブに行ったんだよ

その流れでここに来たんだ

夜遅くに申し訳ないね
イェナン
イェナン
お父さんはまだあなたの婚約者を探しているんですか？
父
父
そんなこと、ある訳ないだろ

だってもう決めてる人はいるから

それにあのパーティーは本当に会社のパーティーでお見合いパーティーじゃない

お見合いパーティーと言わないとあなたは僕に会いに来ないからね
その話を聞いて後頭部を殴られたように言葉が重くのしかかる

決めてる人って？

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