マイキーside
気づかないように押し潰した。
冷たくあしらっても尚、隣にいてくれるあいつを突き放そうとした
だから俺は"胡蝶"と呼ぶようになった
あいつに対する俺の気持ちを、消すために
❁❁❁
マイキー「…好きだった、」
12年前、確かにあいつに恋してた
そう言った。
俺は何処かで信じてたのかもしれない
"私は今も好きだよ"という言葉を。
あなた「…私も、好きだった_____。」
それがあいつの返答で
最後の言葉だった__________。
❁❁❁
武道「マイキーくん!!あなたさんはマイキーくんのためにここまでしてきたんす!!」
武道「勝手に死のうとしちゃダメっすよ、、!」
武道「ここに呼んだのも俺っす!!あなたさんなら…」
武道「マイキーくんを好きなあなたさんなら…!!!マイキーくんを、救えると思ったんす、、!」
武道「マイキーくんにとってのあなたさんも…心のどこかでは、大切な存在だったんじゃないすか!?」
武道「もしあなたさんが亡くなったら…」
武道「だれがマイキーくんを叱ったり、好意を寄せたりするんすか!!!!」
武道「いないかもしれないんすよ!!!あなたさんしか…!!あなたさんにしか、出来ないことなんです…!!!!」
武道「"殺されてもいい"覚悟が出来てるからこそあなたさんは今ここにいるんす…!!!」
武道「本当はマイキーくん、、あなたさんを助けるために頑張ってるんじゃないすか!?!?」
そうたけみっちに言われた俺は、
否定することが出来なかった。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!