第12話

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2021/10/02 15:41
マイキーside
















気づかないように押し潰した。











冷たくあしらっても尚、隣にいてくれるあいつを突き放そうとした













だから俺は"胡蝶"と呼ぶようになった



















あいつに対する俺の気持ちを、消すために




























❁❁❁



















マイキー「…好きだった、」


















12年前、確かにあいつに恋してた












そう言った。















俺は何処かで信じてたのかもしれない





















"私は今も好きだよ"という言葉を。





























あなた「…私も、好きだった_____。」




















それがあいつの返答で




















最後の言葉だった__________。

































❁❁❁




















武道「マイキーくん!!あなたさんはマイキーくんのためにここまでしてきたんす!!」








武道「勝手に死のうとしちゃダメっすよ、、!」










武道「ここに呼んだのも俺っす!!あなたさんなら…」

















武道「マイキーくんを好きなあなたさんなら…!!!マイキーくんを、救えると思ったんす、、!」
















武道「マイキーくんにとってのあなたさんも…心のどこかでは、大切な存在だったんじゃないすか!?」
















武道「もしあなたさんが亡くなったら…」































武道「だれがマイキーくんを叱ったり、好意を寄せたりするんすか!!!!」
















武道「いないかもしれないんすよ!!!あなたさんしか…!!あなたさんにしか、出来ないことなんです…!!!!」





















武道「"殺されてもいい"覚悟が出来てるからこそあなたさんは今ここにいるんす…!!!」









































武道「本当はマイキーくん、、あなたさんを助けるために頑張ってるんじゃないすか!?!?」








































そうたけみっちに言われた俺は、






















否定することが出来なかった。

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