第13話

私の力強くない?
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2021/06/21 16:21
五条悟
五条悟
(想像以上にやっかいな呪術だな

さてどうしたものか)
五条悟はあなたの呪力を見てそう思った



あそこまでホラーが苦手なのは想定外だったが術式発動せずに呪力のみでテレビを破壊したのは驚いた


その後、部屋全体に呪力を満たしたと思ったらゾンビが出現


咄嗟にあなたを抱えてゾンビを蹴り飛ばしたが
低級の呪霊ならすぐに祓える威力なのに倒れることの無いゾンビに眉をひそめた


その後も蹴り飛ばしていたが全く祓えない


ゾンビ映画と同じく急所を狙わないと倒すことは出来なかった

頭に蹴りを入れてもあなた自身が銃器でしか倒せないように呪力でゾンビを強化し続けるため弾丸レベルの威力でもただの強い蹴りに変換された


パニックになってるあなたにしか現状倒せないため消すように言い、あなたが倒せるように誘導したかいがあってゾンビを消すことはできたのはよかった



五条悟
五条悟
(本当にやっかいな呪術だ)




この力が意図的に操作できて人や呪術師に向けられたら最初の対応次第では、相当な損害を出すだろう


そう五条悟はホラーは嫌ですからね!!っとソファーに座りながら叫ぶあなたを宥めながら思っていた










(なまえ)
あなた
五条先生

結局私はどんな能力を持っているんですか?
2人でソファーに座り、この世界のアニメを見ていた


(なまえ)
あなた
(この世界にも魔法少女アニメあるんだ)


そう思いながらポップコーンをかじった


五条先生も私の手の中にあるポップコーンをとり
五条悟
五条悟
あなたは簡易的な領域展開のような空間を作り出してその空間内ならあなたが思うものを生み出せるんだろうね

夢の世界のような多様性に富んだ空間を作れるんだ
食べながらそう言った
(なまえ)
あなた
……夢
両面宿儺さんも言っていた

夢を扉として幾重の場所に降り立ったと
(なまえ)
あなた
私は夢を使う能力なんですね
五条悟
五条悟
まぁ、そんなもんだと思うよ

君の呪術は呪術であって呪術でないからハッキリとどうなのかが分かりずらいんだ
(なまえ)
あなた
ホラー映画見る必要なくないですか?
五条悟
五条悟
呪力のコントロールが出来ないと
いざって言う時使えないから

ちゃんと訓練しないとね

負の感情のコントロールだから
ホラーはやめて胸糞悪い映画シリーズとかにしようか
それはそれでやだなーと思いながらポップコーンをかじった

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