第7話

かっえるぞぉー!!
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2020/02/21 14:20
校門に居る人物に声をかけようと靴を履き替える

下駄箱から校門まで小走りで行こうとした
萌舞「えぇ〜、やめてよぉ!」
ス「あはは!」
北「辞めてやれ明星、もぶが恥ずかしがっている」
遊「でも面白いよwww」


『げっ』
やべ声出た
嫌な奴らの…衣更真緒を除いたTricksterともぶの声がする


もし萌舞がダイスに興味でも示したりしたら…

考えるだけでゾワゾワするやだ




……だめだ、こうなったら逃げるが勝ちだ

イヤミ言われても無視していこうそうしよう
ダダっと走ろうかと思ってたけどもういっそ
堂々と歩いていくわ

走ってバッグの中身ぐちゃぐちゃになるのは嫌だからな!!!!
ス「わ、よる?!」
舞「きゃあ、こわぁあい!」
北「大丈夫だ転校生、俺達が守る」
舞「きゃっ、ありがとぉ〜⸜❤︎⸝‍」



知らんわクソども勝手にやってろ

無視してダイスの元へ向かう





ダ「お、やっと来たな〜!待ってたんだぞ〜」

私に気付いて手を振り、バッグを持ってくれるダイス


『さりげなくバッグ持ってくれるのイケメン好き』
だって俺の食糧源だからな!!!

とか聞いてない私




ス「ちょ、ちょっと!!」

ダ「あ?誰だ?」


え?!なに?!話しかけんの?!?!
普通そのまま終わらないの?!?!


『…なんですか』

遊「ッッ…(敬語、なんだ…)」
萌「(うふふ、嫌われてやーんの⸜❤︎⸝‍ていうか隣の男もイケメンじゃない!!)」

『用がないのなら私はこれで。』


ダイスが急に泊まるとか言うせいでご飯の材料調達のタイムセール(すなわち戦争)に行かねばならんのだよ私は

ス「!!まって、」

『はぁ、まだ何か?』

北「その男は誰だ??」



うーーーわやだダイスにまでちょっかい出さないでよ

ダ「あ?俺か?」
『いいよダイス行こう。じゃないと夕餉は抜き』
ダ「げ?!それはやだ!!行くぞ!!」

良かった。ダイスが食に目がなくて←


唖然としているTricksterとダイスをどうやって虜にしてやろうかと考える萌舞を背に向け、
そそくさとスーパーへと向かう


あぁ、嫌いだ


ダ「…………」

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