第4話

なんだよ
2,825
2020/02/01 04:56
次に来る衝撃に覚悟するも何時まで経ってもその衝撃は来ない。


恐る恐る目を開けると真上には



『なに、凛月』

凛月「今の誰?」

誰、とはダイスの事だろう

『別に。知り合いだよ』

凛月「男でしょ。それに泊まりとか」

『凛月に関係ない』



凛月は萠舞側なのになぜ関わるのだ
嫌いなら放っておけばいいのに


それに今の体制は萠舞に見られたらすごくヤバイ気がする


私はコケた拍子に凛月に引っ張られ
凛月は座り私はそこに膝枕されてる、という状況


凛月が膝枕するって珍しくね?
いつもされる側じゃん((


凛月「いつも泊まってるの?」

『朔間先輩呼ぶよ』

凛月「話逸らさないで」



え???
凛月が朔間兄に拒絶反応を出さなかった??

おめでとう朔間先輩!!(現実逃避)

『っ、いいから離して!』

凛月「いた、」
無理やり凛月を振り払うとツメが引っかかって凛月の首筋が切れてしまった
『、?!ごめn』

凛月「あ〜あ」
凛月「プロデューサーがアイドルの体傷つけるなんてあって良いのかなぁ〜?」


ぐっ、、、
『それは…』

返す言葉が無くたじろぐと凛月は楽しそうに口角を上げて耳元で囁いた
凛月「責任取って血頂戴よ」
『は、ちょ待ってりつ』
制止の言葉も虚しく凛月は首元に顔をうずめる
髪がかかって擽ったい
ガリ

私の首元からそんな音がした


『りつ、痛ぃってば…』

力なく訴えるも何も言わずに血を吸い続ける凛月。

『やだ、やだ凛月はなして』
痛い。本当に痛い。

それに私は貧血体質なのだ
こんなに血を吸われては足りなくなってしまう
凛月「ぷはぁ…ごちそうさま…♪」

『…………』

凛月「…よる?ねぇ、」



ダメだ、力が入らない
まじ貧血〜…


私の血は遣唐使リッツによりパリに行ってしまったらしい(何もかも違う)
まってガチでやばくね?うんやべぇよ((


取り敢えず目を開ける事は無理そうなのでそのまま寝た←

プリ小説オーディオドラマ