第5話

[緑 第3話] 救いなど……
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2018/10/06 17:19
医務室の先生に背中を押され…なんとか教室に入る……
席に向かう途中で…いじめっ子が鉛筆を俺目掛けて飛ばしてきて当ててくる
いじめっ子「あぁ〜ごっめん〜 わざとぉ〜ww」
と笑い飛ばす…取り巻きも笑う…
俺のクラスの授業は大体こう…いっつもうるさい…
俺はいじめっ子を無視し…前の自分の席に座る…
いじめっ子は無視されたのがはらたったのか…
いじめっ子「てめぇ…無視すんなよ」
といい後ろから頭を殴る
加藤「いっ…」
いじめっ子「大体…お前教室来んな言ったじゃんか!! 来たってことは分かってんだろな?」
と言われ軽く首を締められる
加藤(苦しい…………先生…)
そうだよ……先生が…先生がいるじゃん…
さっき医務室の先生も言ってた…○○先生(担任)がわかりましたって言ってた……って…だから指導してくれるはず……
案の定…俺の耳が…ドンッという音をキャッチし…俺の目が…教壇を叩く…先生の姿を写した……ようやくいじめから開放される…と感じた…
先生「……○○(いじめっ子)…」
そう先生は呟く…と…
先生「wwww ○○ それはやりすぎだろ〜w
殴るぐらいにしとけってww」
……と先生も一緒になって笑っていた…
いじめっ子「ww 確かにw 俺の親社長なんで〜 その顔に泥なんか濡れませんもん〜ww じゃあ…突き飛ばしちゃおっかな〜」
といい突き飛ばされる…
加藤「…先生…なんでですか?…○○先生(医務室の先生)にはわかりましたって言ったんですよね?」
先生「言ったよ?でもな…加藤 上辺っつらの返事を覚えるのも大事だぞ? わかりましたなんて嘘だからなw」
といい笑う……いじめっ子も笑い出す…
俺は…頭の中がぐるぐる回って気持ち悪くなった…
俺は…引き出しの物を全部バックに入れ…バックを持って俺が出せる最大の全力疾走で教室を出た…
その時に聞こえたのが……
いじめっ子「あぁ〜帰らないでよぉ〜加藤くんが帰っちゃったら…俺がストレス解消できないでしょ?」
といういじめっ子の声とゲラゲラと笑う生徒の声が聞こえた…………

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