第20話

実り
1,915
2018/07/17 12:59
龍友side

佐野玲於
佐野玲於
あなた〜!もうちょっとでご飯!
あなた

はぁーいっ!!!


あなたが元気に返事をしながら階段を降りてくる
あなた

あ、、りゅう…

数原龍友
数原龍友
ん、どした?
あなた

…今ちょっと部屋、、これる?

数原龍友
数原龍友
お、おお…






なんかいつもとは違う真剣な顔して言うもんだから




なんか不安になる、、、




───────────────────────

あなたside


数原龍友
数原龍友
あなたー?入るよ
あなた

来てくれてありがと……!

数原龍友
数原龍友
うん、ほんでどしたん?







頑張れ、、、、、、、頑張れ……!!!!!








言える、、、、私なら出来る、、、








数原龍友
数原龍友
どした?なんか顔色良くないぞ
そう言って私の顔を覗き込んでくる






出しかけた声を飲み込みそうになったけど…
あなた

り、りゅう…あのね、わたし…




ここまで出たのに ここからの言葉が出ない








もう、、、、意気地無し…。








数原龍友
数原龍友
うん、ゆっくりでええよ


ゆっくり頷きながら私の話に


耳を傾けてくれるりゅう、、




そんな優しいところが大好きなの……





この思いを………言うだけ、、、、











…………………出来る。
あなた

りゅう!!

数原龍友
数原龍友
うん、なに?


いけ、、、、!


私ならできる………!!!!!






あなた

大好き……です、、!!


────────────────────────

龍友side


数原龍友
数原龍友
それ、、ほんまに?


こくっ と頷くあなた。




顔は真っ赤だけど、ちゃんと目を見て言ってくれた




あなた

り、りゅうは…?


そう不安げに聞くから




思わず力いっぱい抱きしめた


数原龍友
数原龍友
俺もずっと前から大好きやで


そう言ってから 俺の頭の中を何かが通り過ぎた





それは













【 俺は執事 】 そして 【あなたは社長令嬢】


というレッテルだった





数原龍友
数原龍友
で、でも……!
あなた

お父様には帰ってきてからちゃんと
説明するから………。

数原龍友
数原龍友
…そっか
あなた

許してもらえるかは分かんないけど
一緒に立ち会ってもらえる…?

数原龍友
数原龍友
もちろんや!!!







さてと、、、、もういいかな













数原龍友
数原龍友
おいお前ら、いつまでそこにおんねん
あなた

へ、、、?





ガチャッ とドアが開く。




片寄涼太
片寄涼太
…バレてた、、?
数原龍友
数原龍友
ああ、始めから知ってた
白濱亜嵐
白濱亜嵐
だってあなたが心配だったんだもん
小森隼
小森隼
龍友くんと2人きりとか危なすぎ!!
あなた

…全然気づかなかった、、

関口メンディー
関口メンディー
はぁ……あなたと龍友が両思いか…
片寄涼太
片寄涼太
くやし…。俺があなた欲しかったなぁ
白濱亜嵐
白濱亜嵐
それは俺ね?
小森隼
小森隼
でもあなたがよく考えて
決断したんでしょ?
あなた

…うん

小森隼
小森隼
本当にそれがあなたの幸せなんだね?
あなた

うん!!!!!

小森隼
小森隼
じゃあいいや!ニコッ
片寄涼太
片寄涼太
隼の言う通りだね…笑
中務裕太
中務裕太
おう、お幸せにな
数原龍友
数原龍友
ありがとう
あなた

ありがとっ!!

白濱亜嵐
白濱亜嵐
んじゃあ……ご飯にしよっか!
片寄涼太
片寄涼太
腹減った〜
小森隼
小森隼
はよ行こ、はよ行こ
関口メンディー
関口メンディー
俺いっちばーんっ!!
中務裕太
中務裕太
ちょちょ!!
白濱亜嵐
白濱亜嵐
なんでよ!俺が1番!!


そんな風にわちゃわちゃしながら


リビングルームへと走るみんな……笑
あなた

ふふっ笑

数原龍友
数原龍友
俺らも行こっか?
あなた

うん!



そういってドアに近づいた時…
数原龍友
数原龍友
うわっっ!!!
あなた

わっ……!!

数原龍友
数原龍友
おい玲於、びっくりさせんなよ…
佐野玲於
佐野玲於
…………
数原龍友
数原龍友
なぁ、聞いとんか?
あなた

玲於……?



玲於は無言で俺の前に立った




そして次の瞬間、玲於が放った一言とは





























佐野玲於
佐野玲於
…あなた泣かせたら許さないから。
何があっても守れよ。
数原龍友
数原龍友
あぁ、もちろんや
佐野玲於
佐野玲於
………分かってるならそれでいい
数原龍友
数原龍友
玲於…………ありがとうな
佐野玲於
佐野玲於
別に、、、

















俺たちの恋を応援してくれる強力な仲間、


正しい方向へと導いてくれる友、


心遣いができる美しく優しいお姫様、





こんなにも周りに人がいて…俺は幸せ者だな








































それにしても






あの言葉を発した時の玲於の目………






初めてあんな目を見た、、、、、、










切なそうな、、、迷いが混ざった、、、



真剣 で 複雑な目………




























あいつがあなたを幸せにしたかった気持ちの分まで







俺が幸せにしてやらないといけない。






















玲於、ほんまにありがとう