その日の夜の10時30分頃…
玲於side
コンコンッ
よしよし、来たか
俺がそう言うと あなたは
とことこ こっちにやって来る
ギュッ
俺は後ろからあなたを抱きしめた
なんて可愛い声出してんだよ…。
生意気な事ばっか言ってると
どうなるかカラダに教えてやるよ
俺は耳元で囁いた
頑固だなぁ……
まぁ、その方が楽しいからいいんだけどっ♪
かぷっ
耳を緩く噛んでみた さてどうなるかなぁ
声、、かわい……//////
ってなんでこっちが照れてんだよ、、っ!
俺が解放してやると
あなたはすぐに俺から離れた
いちいち反応が面白いんだよ………笑
バタンッ
ちゃんと挨拶はしてから出ていくんだ……笑
あー楽しかった!
大満足っ!
しばらく遊べそうだな〜♡♡
────────────────────────
涼太side
あなた遅いなぁ……
コンコンッ
お、きたきたっ!
ん?お嬢様言葉使ってる…
まぁいっか
俺はあなたを椅子に座らせ、
ふと横顔を見た
注目したのは 耳 。
耳たぶの 1箇所だけ 少し赤い
うわ、めっちゃ動揺してんじゃん…笑
またお嬢様言葉だ……
もしかして…
嘘つくとき ってお嬢様言葉に戻っちゃうのかも、、
ほらやっぱり、、
言葉遣い変わるんだ…
これは大発見っ!!!!♪
あなたは少し俯いて答えた
かぷっ って……言い方、、、、かわい…/////
ってそこじゃなくて!
甘噛みってこと…!?!?
うわぁ…そこまで攻めたかぁ、、、、
うん、そうなんだね…笑
わっかりやすいなぁ、、、、、笑
ミスった……
もうここまで言っちゃってるし、、いっか!
一瞬にしてあなたは しゅん としてしまった
完全に上の空で話すあなた…。
俺はカモミールティーを入れた
あなたは ふーふー しながら1口飲んだ
ガムシロップ1つ全部は入れた
俺は普段、何も入れないから
俺的には結構甘い方なんだけどな…?
舌が異常だわ……
ガムシロップを2つ追加してまたカップを渡した
そして それを1口飲んで……
満足そうに笑う あなた。
はぁ、可愛い……///////
あなたは少し俯いて何か考えている様子だった
あ、名前で呼んでくれてる、、、、、笑
それを考えてたのか、、
俺は胸に手を当てて 少し礼をした
そう言って俺は手を振った
バタン…
ふぅ、、、、、、、
あなたにドキドキさせられすぎて
本来の目的の
“ 名前で呼ばせること ”
忘れてたよ…笑
紅茶を飲んだ時の幸せそうな顔、、、
可愛かったなぁ、、、
あんな表情するんだ…
帰る直前の笑顔も可愛かった、、//////
ダメだ、、、
逆に俺が狂わされてんじゃねーかよ…
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!