第7話

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2018/03/23 06:20
唯冬side
僕は涙が止まって我にかえった

なんか、すごく恥ずかしい気分で
頭がぐるぐるしていた
レイア・ウドワル
レイア・ウドワル
涙とまった?
上からそう聞こえた

僕はうなずいた
レイア・ウドワル
レイア・ウドワル
よかった、もう大丈夫よ
頭を撫でてくれた
それになぜか、ほっとしてしまう。

それに、この人の笑顔をみてると変な気分になる、、、
僕はこの人になら
あの姿を見せたいと思ってフードを取り出し着ていた服を脱ぎ
ウィッグもとり、
フード付きパーカーを着た
大神 唯冬
大神 唯冬
実は僕、こういう姿なんですよ
にてない、ですよね。兄と
びっくり、するかな?
レイア・ウドワル
レイア・ウドワル
そうなの、、
とてもいいと思うわ!兄弟にてない人もいるわよね
あ!私、好きになったわけを聞きたいわ!
前向きすぎる回答に僕は心が踊った
大神 唯冬
大神 唯冬
あの、兄を好きになった理由は
よく、この瞳でよくバカにされてたんですよ。でも、それを兄がいつも助けてくれて、それでいつのまにか好きに、なったんです
僕がそう話すと
少し口元をほころばせ、ニコッと笑った
レイア・ウドワル
レイア・ウドワル
素晴らしいわ
私は恋したことがなかったの
どういう気持ちかも分からないし、わかろうともしなかったわ。でも、あなたの話を聞いて素晴らしいと思ったわ
胸がなった

兄の時とは違う感情

この正体はなんだろう

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