そこからは早かった
萌葉先輩に写真を送り
私は解放された
私は瑞穂を裏切った
そのはずなのに、
私は瑞穂の親友だったのに、
罪悪感は1ミリもなかった
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翌日
私は何事もなかったかのように瑞穂と学校に行った
楽しく喋っていた
学校に着く直前
瑞穂が思い出したように言った
私は平気な顔で嘘をついた
(あ、因みに今はいろは視点ね)
(最初に言えよってね)
(しらねぇよ)
キーンコーンカーンコーン
私は昼休に萌葉先輩に呼びだされた
ダッ
私は飛び出した
我に帰ったのだ
私はやってはいけないことをした
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萌葉視点
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いろは視点
その日から私は学校に行くのをやめた
誰一人として合わせる顔なんてないから
自分は卑怯だ、と
何回も唱えた
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最近ワイテルズ出てないよね
もうすぐ過去編もクライマックスで終わるので
許してちょ
次は瑞穂視点です
視点変わりすぎだよって?
許してちょ(2回目)
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!