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第4話

"ネコ"来襲 後編



『販売カート来たよ~』


部員『おぉ~!』


黒『すいません,「あわびうに御膳」ひとつください』


『ウワッわざとらしい愛想笑い…』ボソッ


黒『聞こえてるからな』


『・・・ごめん』


黒『食わないのか?』


孤『家でリンゴ食べたからいい』


山『えッ!「海鮮紅鮭はらこ弁当」売り切れっスか!?』

山『すっかりいくらの胃になってたのに・・・!!』


販売員『後ほどお持ちすることもできますが』


『虎困らしてる早く』


山『う~ん…』


犬『俺サンドイッチください!』


山『サンドイッチって…お前旅情はいいのかよ?』

山『新幹線も駅弁もめずらしくもありませんってアピールか?コラ』


犬『違いますよ!仙台で牛たん食べたいから腹空かせとくんス!』


山『牛たん…そうか!俺の胃にも限界があるんだった…』

山『牛たん様のためにベストなコンディションを作っておかねば…』


福『プッ』


夜『あ,なんか面白いこと思いついたな?』

夜『今日こそ教えろよ』


『教えろ~!』

『黙った…またか~』


山『駅弁,牛たん,海鮮,旅情,牛たん…』


黒『他にも人がいるんだぞ待たせんな』


山『よし俺もサンドイッチで…!』
『どうしたの…?』


山『切符がない…』

山『確かに財布に入れたのに…!!』


部員『ちゃんと探したのか?』

部員『自腹か可哀想に』

部員『1万円越え…』


黒『残念だったな』


『みんなも無くさないようにね~』






海『E5系だ…!』


夜『え?今の緑色の新幹線のこと?』

夜『でも新幹線ってさたまに見ると嬉しいけど』

夜『乗ってるとたくさんすれ違うし』

夜『慣れてくるっていうか飽きるよね』


海『新幹線は一期一会な感じがいいよな』


夜『海が言うと説得力あるな』


山『研磨!』

山『お前の観察眼に全て賭ける!』

山『頼む俺の切符を見つけてくれ!』


『研磨可哀想…』


夜『とばっちりだな』


孤『え?』


山『頼むこのとおりだッ!!』


孤『う,うん…』

孤『財布になかったら定期入れは?』


山『見た』


孤『・・・バッグのポケットとか』


山『ない』


孤『ジャージのポケット』


山『探した』


孤『じゃあ…』


夜『山本新幹線の改札に入ってからトイレに行っただろ?』

夜『そこで音したんじゃないか?』


山『え!!東京駅で落としてたらもう見つけるの無理じゃないスか…!!』

山『やっぱり自腹か…さらば牛たん…』


孤『……』

孤『あ,あったよ』


山『え!?』


孤『その網のところに挟まってる…それ』


山『あ!!あったあああああッ!!!!』

山『そうだ!さっきいくら持ってきたか確認しようと思って財布見て…』

山『いくらだっけと思ってページを見返して…』

山『そのときだァァ!!』


海『その気持ちわかるよ
海鮮紅鮭はらこ弁当は仙台駅で1番歴史のある駅弁だからな』

海『生命のいぶきが聞こえてくるよ』


夜『海が言うと駅弁にも説得力が出るな』


『だね~』


海『お,E3系か』






黒『お前らいくぞ』


部員『あス!』


山『仙台到着!牛タンのターン!旅情オープン!』


部員『お土産屋さんいっぱい』


『ウチの駅よりよっぽど都会だね』


黒『ん?』

黒『歩きながらやるな』


『はぐれるよ~』


孤『ん、セーブしたらやめる』


黒&貴方『ハァー』


芝『コーチ、仙台で有名な人って誰がいましたっけ?』


直井『そりゃ「伊達政宗」だろ』

直井『確か駅に銅像があった気が…あれ?』

直井『ない?どこいった?』


芝『何した人だっけ?』


部員『独眼竜だよな』


部員『伊達者ですよね』


夜『そういう細かいエピソードは出てくるんだけどね』

夜『パンフとかないのかな』


孤『もともと殿様で…若くして家督を継いで東北で領地を広げた、はず』

孤『戦国時代にはまだ若かったから天下統一とかはないけど、徳川家と繋がって…みたいな』


(絶対ゲームの知識じゃん笑)


部員『先輩詳しいんですね!』

部員『意外だな!』


山『すっげーな!研磨!』


孤『え、いや、ゲーム…』


黒『なんだ戦国シュミレーション知識か』


犬『あ、あった!』


部員『おおッ!』


『そんなに走らんでも』


山『出たーッ!牛たん通り!まさに旅情!!』

山『駅の中だけでお腹いっぱいですね!!』


部員『想像以上の牛たん推しだな』

部員『お土産屋さんも牛たんモノいっぱいだった』

部員『うまそう…』


直井『お前らそろそろバス来るぞ』


犬『コーチ!牛たん!』


山『牛たん食いましょうよ!』

山『俺もこいつも旅情より牛たんでサンドイッチなんスから!』


直井『サンドイッチ?』

直井『よく分からないけどこんな時間に空いてる店はないだろ?』


山・犬『えっ!?』


山『マジか…』


犬『そんなぁ』


山・犬『あっ開いたッ!』


犬『今開きましたよね!やってますよね!』


定員『はい8時開店ですのであと5分ほどお待ち頂けますか?』


山・犬『ハイッ喜んで待たせて頂きます!』


直井『おーいバス来たぞ急げー!』


山・犬『コーチ!あと5分!5分だけなんで!!!』


直井『その後食ってる時間がないだろうが…』

直井『芝山あいつら連れてこい』


芝『あ、は、ハイ!』


犬『お、おれの牛たんがぁぁぁ…!』


山『コーチの強権発動、俺たちの夢もここまで…か…』


夜『買ったらコーチに奢ってもらえばいいじゃねーか』


『全部勝とー』


山『う、ウス…。』

山『この遠征…絶対全勝して…』

山『駅ごとくらい尽くしてやるかんなぁぁぁぁッ!』



部員『練習試合全勝!』

部員『絶対牛たん!!!』