ジョングクside
それは、4年前のことだった。
シュガヒョンが妹が大学進学で
ソウルに来ることになったってことで、
宿舎にあなたちゃんを招待した。
そんなふうに、
初めて出会って。
何度か遊びに来るあなたちゃんに
徐々に惹かれていた。
年が近いこともあって、
結構話すようになって。
一緒にヒョンたちに悪戯したりして、
ヤンチャな一面もありつつ、
ジミニヒョンから告白された時の
あなたちゃんは浮かれてて
それも可愛かった。
でも、ジミニヒョンと付き合うならって
身をひいたのに………
あなたちゃんがつらそうにしてるのを見て、
ある欲求が芽生えている自分に気づく。
あなたちゃん抱き寄せながら、
それを実行しようと考えてる自分に
自然と笑みが溢れた。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!