.
えぇ!?まじか!
このカメラマン、
言ってることヒートアップしてるくない?
さっきまで違かったやん!!
撮影が始まってもぎこちない私。
そんな私を見てグクは笑う。
私の言葉を遮って、耳元で私に言う。
グクはさらに雰囲気が増し、
私の耳元で感じる動作にいちいちドキドキしていた。
それと同時に、プロとしての顔を見て、
本当にすごいなと思ったあなたであった。
カメラマンが後ろのブースへ行って
写真チェックをする。
一時休憩と思ってほっと一息つこうと思って束の間……
グクがそのままの体制で私の首に顔を埋める。
グクは何か企むが如く笑った。
その言葉に遮られて、
グクの考えを読み取ることはできなかった。
----
妄想が爆発しておりましたが
伝わってるか心配……
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。