ジョングクside
……最近、ジミニヒョンがおかしい。
ちょっとした時、
空間の一点を見てぼーーっとしている。
本番始まると、元気だけど。
でも、終わるとまたぼーーっとしていた。
そう、俺とあなたちゃんが会った次の日。
PV撮影で朝からスタジオにいた。
ジミニヒョンは朝からずっと携帯気にしてた。
マネヒョンに怒られるくらいㅎ
俺はというと、
あなたちゃんのこともあったから、
ジミニヒョンを横目で観察していた。
PV撮影の全体の撮影が終わって
個人撮影に入ったタイミング。
ジミニヒョンはスタジオの隅に移動。
電話をかけ始めた。
昨日の今日で電話出るなんて勇気あるな!と感動する俺。
しかし、すぐに違和感に気づく。
BTSのメンバーも
ジミニヒョンの電話が気になって集まってきた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。