神社に近づくにつれて、盆踊りの音楽や人のざわめきが聞こえてくる。
神社は沢山の人でいっぱい。
石段を登り、屋台を見て回る。
すると、見覚えのある後ろ姿が見えた。
2人はしゃべりながら進む。
話せないわけではないので、せっかくだから話しかけようかな、と思ったら、2人は何かを見つけたように、本殿の裏に走っていった。
追いかけることにする。
この時、2人は何を見たのだろう…
__________斗真side_____________
今日は、高坂神社の縁日に来た。
すると…
クラスメイトの皆坂翔太。気が合うので仲が良い。
2人で屋台を回ることにした。
たこ焼き、かき氷、射的、くじ引き…と回っていると、俺を見つめている少女を見つけた。
その少女は俺と目が合うと、パッと本殿の方へ駆け出した。
2人は本殿へ駆け出した。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。