プルル...プルル..。
シゲ(電話)「はい。」
?(電話)「青空病院の佐々木と申します。重岡大毅さまでよろしいでしょうか?」
シゲ(電話)「はい。そうですけど、、」
病院(電話)「あなたさんってご存知ないでしょうか?」
シゲ(電話)「はい。知ってます。あの、なんかあったんですか。」
まさか...
病院(電話)「あなたさんが先程緊急搬送されまして、、親族の方とかご存知でしょうか?」
えっ.....うそだろ...
シゲ(電話)「親族..は..いません。代わりに俺行きます。青空病院..ですよね。」
病院(電話)「わかりました。お待ちしております。」
待ってろあなた....すぐ行ってやるから..死ぬんじゃないぞ...
ー病院ー
シゲ「あの、重岡です。緊急搬送されたって..あなたは...あなたは...どこですか?」
受付「あなたさんでしたらそこを曲がっていただいて左側の病室です。」
シゲ「ありがとうございます。」
あなたまさかな、、
ここか...
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!