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第6話

6Channel 次のターゲットは双子
逢沢 優希
逢沢 優希
それは危険だ。
俺たちが狂わないとは限らない
逢沢 光希
逢沢 光希
そんな呪いみたいなこと、
あるわけねぇだろ
逢沢 優希
逢沢 優希
俺だって、そんな非科学的な
こと信じてないよ
逢沢 光希
逢沢 光希
だったら──
逢沢 優希
逢沢 優希
ただ、あの動画が洗脳の一種とは
考えられないか?
あなた

洗脳?

逢沢 優希
逢沢 優希
うん、見たら死にたくなる、
暴力的になる……。
そう思い込まされるってこと
逢沢 光希
逢沢 光希
なんにせよ、行動を起こさないと
次に死ぬのは自分たちだ
逢沢 優希
逢沢 優希
それもそうだね。不本意だけど、
ここは動画を見てみる他なさそうだ。
あなたになにかあってからじゃ遅い
逢沢 光希
逢沢 光希
ああ
頷き合うふたりが心強い。
あなた

(ふたりがいれば、
なにがあっても大丈夫だって思える)

逢沢 優希
逢沢 優希
じゃあ、見てみようか
みんなでスマホを取り出し、
画面にかじりつく。

動画の内容は皮むき器で人間の皮膚を
無理やり剥がしたり、

手足を電動ノコギリ切り落とされ、
最後に縄で首を吊られるという光景が
永遠とループするものだった。
あなた

(変だな、最初は気持ち悪くて、
目を逸らしたくて
たまらなかったはずなのに……)

あなた

(ずっと見ていたいような、
気になる……ような……)

吸い込まれるような感覚に苛まれていると、
光くんも優くんも魅入られるように
画面に食いついていた。
あなた

(これ、よくない感じがする……)

私は慌ててふたりの手を掴む。

そのときだった、
ふたりが部屋で首を吊るビジョンが
頭を駆け抜ける。
あなた

嘘……そんな、ダメ!

大声をあげると、
ふたりがハッとしたように私を見た。
逢沢 優希
逢沢 優希
あ……俺、今ボーっとしてて……
逢沢 光希
逢沢 光希
俺もだ。あなたの声で目が覚めた
あなた

……っ、ふたりとも、
今日は一緒にいてもいい?

ぎゅっと強くふたりの手を握ると同時に、
目から涙がこぼれ落ちる。
逢沢 優希
逢沢 優希
もちろんだよ。うち、
両親とも海外出張中で
いないから、俺たちだけじゃ
不安かもしれないけど……
逢沢 光希
逢沢 光希
おじさんとおばさんには、
連絡しとけよ
あなた

うん

あなた

(絶対に死なせない、
光くんも優くんも──)

***
あなた

(絶対にふたりを死なせちゃいけない。
そのためには四六時中見張らないと
いけないわけで……)

逢沢 優希
逢沢 優希
あなた、不安なのは
わかるんだけど、
俺が行くのトイレだから……
優くんのトイレについていくと、
優くんが私を振り返って
困った顔で笑う。

はたまた、光くんのお風呂にも
ついていくと……。
逢沢 光希
逢沢 光希
お前、いい加減にしろよ。
襲われてえのか
あなた

でも、あの動画見たあとだし、
心配だから……

光くんはどうしたものかという顔で、
天井を仰いでいた。
あなた

(思春期の男の子に、
なに言ってるんだって感じだけど、
ふたりが死んでしまうよりいい)

最初はドギマギしていたふたりだけど、
私が本気で怯えているのに気づいてか、
おとなしく付き添いを許してくれていた。

そして0時を回ったときだった。

ふたりの部屋でウトウトしていた私は……。
逢沢 優希
逢沢 優希
うっ……う……
逢沢 光希
逢沢 光希
か、は……っ
ふたりの苦しげな声を聞いて、
はっと目を覚ます。

すると、ふたりはベルトで
自分の首を締めていて……。