『体育祭当日』
麗日:櫂ちゃん、来ないんかなぁ、、
焦凍:櫂、、、
響香:ウ、ウチらが悪いよね。櫂の話、勝手に聞いちゃったとこから。櫂は聞いちゃったこと知らないから、私達の反応がおかしいと思ってる。
瀬呂:謝んなきゃだよな、、
切島:でもどこにいるんだ?
皆:ハァ、、、
出久side
櫂ちゃん、、、
いつも人一倍元気な子。
だけど少し繊細な子なんだ。
幼馴染なのに分かってあげてなかった。
好奇心だけで僕達は行動してしまった。
轟くんが僕に宣戦布告?をしてきた。
オールマイトとの関係を疑われた。
秘密を持つって、かなり辛いことだと思った。
きっと、櫂ちゃんも感じてきたことだと思うなぁ。
『会場』
三奈:来ない、、来ないぃぃ!!
ミッドナイト:そこ!今話さない!
葉隠:えっ、いるよ?!
皆:?!
響香:櫂っ!
櫂醨:皆、、、久しぶりだね。
蛙水:戻ってきてくれたのね。
櫂醨:うん。さび兄がそうした方が良いって。説得されたの。あのときのさび兄、少し怖かったけどカッコよかったなぁ、、
皆:っ!
櫂醨:しかもね、体育祭、見に来てくれてるんだよ。あそこ。見える?炭治郎とか善逸もいるの。嬉しいなぁ。
八百万:そうですか、、、(やはり櫂さんは、、)
出久:よ、良かったね、、、!
櫂醨:うん!
出久:(もう僕達のこと、何も思ってないのかもしれない。)
ミッドナイト:じゃあ選手宣誓!爆豪勝己!
勝己:、、、俺が1位になる。
皆:はぁぁ?!
勝己:せめて良い踏み台になれ。
皆:んだとぉ〜!!!
櫂醨:(ごめんねかっちゃん。私が勝つよ。さび兄達が見てるんだ。)
『障害物競走』
プレゼントマイク:よぉぉぉぃ!!スタァァァト!!!
櫂醨side
走る競技?
鬼殺隊に向いてるね。
私は、全力で走った。
普通に1位。
プレゼントマイク:おぉぉぉ!!1ーA、血舞櫂醨!!とんでもない速さで抜けてきたぞぉぉ!!だがここはどう切り抜けるのか!!
櫂醨:ここはねぇ、、こうするの!殺目籠『累』
『ロボットがバラバラになる』
プレゼントマイク:嘘だろぉぉぉ!!!マジかぁ、今年はヤベェなぁ、イレイザー!
相澤:そうだな。
善逸:流石です櫂さぁぁぁん!!
周りの人:(うるさ、、)
炭治郎:善逸!うるさいぞ!
私は、ロボットのところを難なく抜け、崖のところまできた。
プレゼントマイク:1位と2位の差が大きすぎる!!もう1位はザ・ウォールだ!!どう超えるんだぁ?!
櫂醨:ここは普通にね。
鬼殺隊の身体能力は異常だよ。
しかも私は柱だから。
次は何かなぁ、、
プレゼントマイク:いつの間にかもう第3関門!爆発するぞ、気をつけろ!!
櫂醨:(踏んじゃったら爆発すんのね。でも、私には関係ない。)
ドォォンドォォンドォォンドォォンドォォン
プレゼントマイク:まさか踏みながら走ってる!!速すぎて被害がねぇんだな、スゲェ、、、
櫂醨:(後少し、、、!)
最後、私はただひたすら走った。
何かを追い求めるような感覚で。
別に今、求めてるものなんてないのになぁ、、
あるかもしれないけど、分からない。
プレゼントマイク:1位がキタァァ!!血舞櫂醨ぃぃぃぃ!!!
皆:おぉぉぉぉぉぉ!!!
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。