第22話

22話
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2020/07/02 21:40
『体育祭当日』

麗日:櫂ちゃん、来ないんかなぁ、、

焦凍:櫂、、、

響香:ウ、ウチらが悪いよね。櫂の話、勝手に聞いちゃったとこから。櫂は聞いちゃったこと知らないから、私達の反応がおかしいと思ってる。

瀬呂:謝んなきゃだよな、、

切島:でもどこにいるんだ?

皆:ハァ、、、
出久side

櫂ちゃん、、、

いつも人一倍元気な子。

だけど少し繊細な子なんだ。

幼馴染なのに分かってあげてなかった。

好奇心だけで僕達は行動してしまった。

轟くんが僕に宣戦布告?をしてきた。

オールマイトとの関係を疑われた。

秘密を持つって、かなり辛いことだと思った。

きっと、櫂ちゃんも感じてきたことだと思うなぁ。
『会場』

三奈:来ない、、来ないぃぃ!!

ミッドナイト:そこ!今話さない!

葉隠:えっ、いるよ?!

皆:?!

響香:櫂っ!

櫂醨:皆、、、久しぶりだね。

蛙水:戻ってきてくれたのね。

櫂醨:うん。さび兄がそうした方が良いって。説得されたの。あのときのさび兄、少し怖かったけどカッコよかったなぁ、、

皆:っ!

櫂醨:しかもね、体育祭、見に来てくれてるんだよ。あそこ。見える?炭治郎とか善逸もいるの。嬉しいなぁ。

八百万:そうですか、、、(やはり櫂さんは、、)

出久:よ、良かったね、、、!

櫂醨:うん!

出久:(もう僕達のこと、何も思ってないのかもしれない。)

ミッドナイト:じゃあ選手宣誓!爆豪勝己!

勝己:、、、俺が1位になる。

皆:はぁぁ?!

勝己:せめて良い踏み台になれ。

皆:んだとぉ〜!!!

櫂醨:(ごめんねかっちゃん。私が勝つよ。さび兄達が見てるんだ。)
『障害物競走』

プレゼントマイク:よぉぉぉぃ!!スタァァァト!!!
櫂醨side

走る競技?

鬼殺隊に向いてるね。

私は、全力で走った。

普通に1位。
プレゼントマイク:おぉぉぉ!!1ーA、血舞櫂醨!!とんでもない速さで抜けてきたぞぉぉ!!だがここはどう切り抜けるのか!!

櫂醨:ここはねぇ、、こうするの!殺目籠『累』

『ロボットがバラバラになる』

プレゼントマイク:嘘だろぉぉぉ!!!マジかぁ、今年はヤベェなぁ、イレイザー!

相澤:そうだな。

善逸:流石です櫂さぁぁぁん!!

周りの人:(うるさ、、)

炭治郎:善逸!うるさいぞ!
私は、ロボットのところを難なく抜け、崖のところまできた。
プレゼントマイク:1位と2位の差が大きすぎる!!もう1位はザ・ウォールだ!!どう超えるんだぁ?!

櫂醨:ここは普通にね。
鬼殺隊の身体能力は異常だよ。

しかも私は柱だから。

次は何かなぁ、、
プレゼントマイク:いつの間にかもう第3関門!爆発するぞ、気をつけろ!!

櫂醨:(踏んじゃったら爆発すんのね。でも、私には関係ない。)

ドォォンドォォンドォォンドォォンドォォン

プレゼントマイク:まさか踏みながら走ってる!!速すぎて被害がねぇんだな、スゲェ、、、

櫂醨:(後少し、、、!)
最後、私はただひたすら走った。

何かを追い求めるような感覚で。

別に今、求めてるものなんてないのになぁ、、

あるかもしれないけど、分からない。
プレゼントマイク:1位がキタァァ!!血舞櫂醨ぃぃぃぃ!!!

皆:おぉぉぉぉぉぉ!!!

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