第50話

50話
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2020/07/11 22:47
勝己:おい櫂!!!お前は俺とだ!!

櫂醨:え?良いけど、蜜璃と轟くんもね?

勝己:ハァァァ?!半分野郎はチゲェだろ!!

櫂醨:え?あ、もしかして、蜜璃のこと好きなの??多分だけど蜜璃はいぐ、、、

蜜璃:キャァァ!!か、櫂ちゃん?!ダメよぉ、言っちゃ!!

櫂醨:あ、ごめんごめん、、かっちゃん、ドンマイだ。

焦凍:(爆豪、、、なんか可哀想だな。)

櫂醨:まぁ、一緒に行くのは良いけど、轟くんも一緒だからね??

勝己:あぁもうわぁったよ!!
櫂醨:ねぇねぇ、2人ってさ、なんか買うものあるの??

勝己:ねぇ。

焦凍:俺も。

櫂醨:えぇ?!じゃあここに来た意味ないじゃん!

蜜璃:か、櫂ちゃん!きっとそれはぁ、、

櫂醨:??

蜜璃:(そうよ、きっと、、この2人、櫂ちゃんのことが好きだから、、ついて来たんだわ!私天才よ!)

焦凍:俺は、、、こう言うとこ、あんま来たことねぇから、、

櫂醨:あぁ〜、そう言うことかぁ〜!あ、じゃあさ、お菓子屋さん行こ?!

勝己:、、、は?

蜜璃:和菓子よね?!

櫂醨:もっちろーん!!あるでしょ、絶対!あのね、蜜璃はね、桜餅が大好きなの!

焦凍:そうなのか、、、?

櫂醨:そうだよ〜!!私もね、蜜璃ほどではないけど好きだし、和菓子好き!轟くんはさ、蕎麦好きじゃん?和じゃん!もしかしたら、轟くんも和菓子好きかもよ!!

焦凍:ふっ、、そうかもな。

櫂醨:うん!(笑った!可愛い、、!)
勝己side

半分野郎、、

お前もどうせ櫂のこと好きなんだろ。

俺だって小さい頃からずっと、、ずっと好きだ。

半分野郎も苦労してるみてぇだが、あいつにはどうせ響かない。

中学生のとき、櫂はある男子に告白されてた。

櫂は断ったが、その後もアタックされ続けた。

そいつはどうにか自分を好きになってもらうために、

勉強を教えてやってたり、

櫂が大変そうにしてることを手伝ってやったり、、、

でも無理だった。

だからそいつは櫂を諦めた。

きっと俺もただの幼馴染としか思ってねぇだろうし、

半分野郎もただのクラスメイトとしか思ってねぇだろうな。

どうしたら櫂を自分のもんに、、

出来んだよ。
櫂醨:えっと〜、、あったよ、あそこ!

蜜璃:キャァ!素敵ね!

焦凍:確かに、、和店だな。

櫂醨:入ろ〜!!
焦凍・勝己:(お、おい、、、ちょっと待て?食い過ぎじゃねぇか?)

櫂醨:ねぇ、どう??ここの桜餅、美味しい?!

蜜璃:えぇ!!とっても!

焦凍:そ、そんなに食って、、大丈夫なのか?

蜜璃:あらぁ、大丈夫よぉ〜!いつもより食べてないし!

焦凍・勝己:(これ以上食うのかよ、、)

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