錆兎:櫂醨、体の調子はどうなんだ?
善逸:ど、どこか悪いとか、、
櫂醨:どこも痛くないよ、大丈夫。心配しないで!
炭治郎:それなら良かったです、、
玄弥:また勝手に逃げられちゃ困りますからね?
櫂醨:んなっ、、、分かってるけどさぁ。
錆兎:そうだぞ、櫂。皆櫂がいない間、すっごく探していたんだからな。逃げるなんて、男らしくないぞ。
櫂醨:うん、分かってるよ、さび兄。もうしないから。しかもね、もうそんなことできないよ。離れられない人ができたの!
皆:え?!
カナヲ:櫂さん、好きな人でもできたんですか?
櫂醨:うん////できたの、、
善逸:嘘だろォォォォ!!!
伊之助:勝負してほしいぜ!!
櫂醨:今まではなんとも思ってなかったんだけどね、今は意識しちゃって、ドキドキするの!
錆兎:櫂、、、。成長したんだな。
櫂醨:うん!
炭治郎:それって、、義勇さんも知ってるんですか?
櫂醨:え、義勇?知らないと思うけど、、
玄弥:後、無一郎さんも。
櫂醨:無一郎も知らないと思う、、
皆:(こりゃぁ危ないなぁ、、)
ガチャッ
櫂醨:あっ、皆!
皆:(噂をすれば、、)
無一郎:櫂〜、一緒にご飯食べに行かない??
義勇:鮭大根食べに行かないか?
櫂醨:え?あ、ごめんね、私、轟くんと一緒にお蕎麦屋さん行くんだ〜!だから、一緒には行けない!
善逸:えっ、櫂さんが好きな人って、、
無一郎:好きな人?!
義勇:いるのか?!
櫂醨:うん、、私、轟くんに高校生の頃告白されたんだけど、、痣のことで断ってたし、好きな人も作らないようにしてたの。でも、もう痣のことなんて気にしなくてよくなったでしょ?だから、、
無一郎:じゃあなんで僕を選んでくれなかったのぉぉぉ!!!
義勇:、、、(そんな、、)
櫂醨:え?ごめん?
無一郎:轟って誰だっけ。、、、ねぇ僕も行って良い?そのお蕎麦屋さん。轟ってやつはどんなやつなのか、、
義勇:俺も。
櫂醨:え?うん、良いよ!今日はね、轟くんオススメのお蕎麦屋さんを紹介してくれる日だから、きっと美味しいお蕎麦が食べれるよ!!
櫂醨:轟く〜ん、お待たせ!
焦凍:おぅ、、、って、、確か柱の、、
櫂醨:うん!無一郎と義勇!
無一郎・義勇:ジー
焦凍:(見られてる、、)なんで一緒?
櫂醨:轟くんを見たいんだって!!一緒に食べることになったんだけど、、ダメかな??
焦凍:櫂が言うなら良い。
櫂醨:そっか、良かった!!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。