医師:こ、これは、、!
お母さん:ど、どうしたんですか?!
お父さん:どこか悪いところでも、、、
医師:いえ、、娘さん、個性がありすぎるんです。これを見て下さい。『表を見せる』
お母さん:どうしてそんな、、、
お父さん:、、、個性がたくさんあっても、櫂醨は櫂醨だ。
櫂醨:私にも、見せてー?
お母さん:良いわよ。
『表』
爆血、分身、紅潔の矢、鋼糸、殺目篭、八重帯斬り、千本針 魚殺、蓮葉氷、、、、、、、、、
あれ、、これ、なんか聞いたことのあるような、、
うん、知ってる。
知ってる。
これは童磨の血鬼術で、、
え?
童磨?血鬼術?
何それ、、
櫂醨:うっ、、、
医師:どうしました?!
お父さん:櫂醨?!
お母さん:どうしたの?!、、、酷い熱!早く帰りましょう!
医師:では急ですが薬を出しますね。
お父さん:お願いします!
思い出した、、
私は、鬼殺隊の舞柱。
個性の説明を受けた。
なんで個性が『血鬼術』なの、、
どうして、、
憎かった鬼の力なの、、
名前は苗字は違うけど名前は一緒で櫂醨。
今は血舞櫂醨。
この世界には「ヒーロー」っていう職業があって、皆を助ける職業。
今世では優しい両親もいる。
前世では鬼から皆を守って来たから、今世ではヴィランってやつから皆を守ろう。
ヒーローになろう。
鬼の力でも、私が使ってヒーローの力にする。
そうだ、前世と同じ名前なんだから、今世も「櫂」って呼んでもらおう。
そして数ヶ月。
私達の家族は一軒家に引っ越した。
お母さん:櫂〜、お隣に住んでる方に挨拶しに行きましょう?
櫂醨:うん!
ピンポーン
ガチャッ
光己:はーい!、、、あっ、お隣の、、、!
お母さん:はい、血舞です。これからよろしくお願いします!
櫂醨:お願いします!
光己:あらっ、可愛いわね!娘さんですか?
お母さん:はい、ほら、自己紹介、してみな?
櫂醨:うん!血舞櫂醨です!櫂って呼んで下さい!5歳です。よろしくお願いします!
光己:まぁ〜、とっても可愛いですね!ウチにも5歳の息子がいるので呼んで来ますね!勝己〜!!
勝己:何だよ、、、
光己:お隣に引っ越して来た血舞さん。勝己と同い年の櫂ちゃんよ。自己紹介して?
勝己:俺は爆豪勝己だ!!よろしくな!
櫂醨:うん!勝己くんよろしくね!私はね、血舞櫂醨っていうの。櫂って呼んで?
勝己:、、、櫂!遊びに行くぞ!
櫂醨:うん!行く!お母さん!良い?
お母さん:良いわよ。
櫂醨:やったぁ!!
光己:一緒に帰ってくるのよ?
勝己:分かってる!!
どこか、、聞いたことのある声だなぁ。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。