第71話

71話
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2020/07/18 22:14
翌日、柱とさび兄が病院の一室に集まることになった。

話し合いをするらしい。
悲鳴嶼:集まったな、、、

宇髄:LINEって便利だよなぁ〜、すぐに連絡取れるじゃねぇか!!

櫂醨:確かに〜!

錆兎:櫂、真面目にやるんだ。

櫂醨:は、はい、、、

しのぶ:今世でも、、、痣の出現が柱の急務ですね。

悲鳴嶼:あぁ。今世ではまず禰豆子、愈史郎、珠世さんが鬼ではない。前世と同じ倒し方はできない。

伊黒:確かにそうだな。

錆兎:義勇から聞いたんだが、、、痣が出現するのは寿命の前借り。25歳頃に死んでしまうらしいな。

悲鳴嶼:そうだ、、、
錆兎side

俺は別に痣が出現して痣で死んでも良い。

でも、櫂は、、、

義勇から聞いた。

櫂は前世、痣で25歳の誕生日に死んだんだとか。

今世でも同じように痣が出て死なすことなんて、俺的にはさせたくないんだ。

男らしくないかもしれない。

1人を、、、妹を死なせたくない一心でそんなことを言うのは男じゃない。

しかも櫂は認めないだろう。

櫂は素直で責任感がある良いやつだ。

でも、あのクラスを見る限り、櫂を好きなやつは1人じゃないし、

鬼殺隊の中にもいるだろう。

俺はどうしたら良いんだ、、、
錆兎:お、俺は、、、なるべく痣を出さない方が良いと思う。

皆:?!

不死川:あぁん?お前、怖いのか?

宇髄:派手にな!

錆兎:違う。俺は、、、痣を出してしまったら寿命は縮む。今世では、前世鬼狩りに費やした分自由に生きても良いんじゃないかと俺は思う。

不死川:お前、すぐに死んでんじゃねぇか。

櫂醨:ちょっとっ!!

義勇:そんなことを言うな、不死川。

しのぶ:そこはちゃんと言えるんですね、冨岡さん。

錆兎:いや、良い。確かに俺はすぐ死んだから。

蜜璃:で、でも、確実に鬼舞辻は大正のときより力が小さいって言うか〜、

伊黒:それはそうだな。

蜜璃:で、でしょ〜!だから、痣を出現させずに鬼舞辻を倒せるかもしれないわ!

無一郎:そうしたいけど、実際、柱全員と炭治郎達が一緒に戦っても逃げられたじゃん。

蜜璃:そ、そうね、、、

伊黒:前回のはなんの作戦もなかったからだ。

櫂醨:確かに、、、

悲鳴嶼:では、、、まずは鬼舞辻を倒す作戦、、、だな。しかし鬼舞辻もしょっちゅう出現するわけではない。いつでもその作戦ができるようにしなければ、、、

櫂醨:、、、あ、ちょっと待って!!私、今思い出した、、、私の個性、『血鬼術』だ。

皆:あ、、、

不死川:それを早く言えぇぇぇぇ!!死ね!

蜜璃:だ、だったら上弦の肆は愈史郎くんの個性で制御できたから、櫂ちゃんが愈史郎くんの個性を使えば良いのね!

錆兎:だったら櫂、その愈史郎の個性を練習した方が良いな。

櫂醨:うんっ!!

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