勝己side

櫂は、大量の氷柱を出して来た。

俺も見たことねぇ個性、たくさんあるんだな。

俺は氷柱を爆破した。

しかし、氷柱の破片が俺に降って来て、身体の至るところに擦り傷や切り傷を作った。

それを見た瞬間、櫂は顔を青ざめて腰を落とした。

目が死んでた。

急になんなんだよ。

そこから、もう櫂は来なかった。

錆兎：櫂っ！！

炭治郎：櫂さんっ！！

勝己：おい櫂！！早く来いよ、なんでこねぇんだよ！

櫂醨：ごめん、、ごめん、、ごめんっ、、ごめんなさい、ごめんなさい、、、、

櫂はずっと謝ってくる。

俺に傷を作ったからか？

なんでそんな急に、、

絶望した顔でこちらを見て、ひたすら謝る櫂。

櫂醨：ごめんなさい、、ごめんなさい、、

勝己：櫂っ！なんでずっと謝んだよ。もう言わなくて良い！痛くも痒くもねぇんだよ、こんなん！

櫂醨：ごめんなさい、、

勝己：あぁもううるさい黙っとけ！！おい、早く再開すっぞ。早くかかって来い！！

櫂醨：出来ない、、もう、、私には、、出来ない、、また、、傷つけちゃう、、

勝己：俺は櫂なんかに傷つけられねぇわ！！櫂よりも俺はつえぇんだよ！！

櫂醨：ごめんなさい、、、ミッドナイト、私、もう戦えません。

ミッドナイト：えっでも、、、

櫂醨：出来ません！！

ミッドナイト：っ！！、、、血舞さん、戦闘不能、よって、、爆豪さんの勝利！！！

見ている人：ど、どう言うことだ？

見ている人：何が起こったんだ？

勝己：おい！！！何やってくれてんだよ！！俺はなぁ、完膚なきまでの1位なんだよ、こんな、、こんな1位嬉しくもなんともねぇんだよ！！

櫂醨：ごめん、、ごめんね。かっちゃん、、、

『表彰式』

プレゼントマイク：よく分かんねぇ負け方してたけど2位の血舞櫂醨ぃぃぃぃ！！

見ている人：おぉぉぉ！！

オールマイト：素晴らしい成績を残したね！血舞少女！

櫂醨：、、、そうですね。

出久：（僕と一緒でヒーローが大好きな櫂ちゃんなのに、、オールマイトを前にしても全然変わらない表情、、かっちゃんとの戦いで何があったんだろう。）

オールマイト：、、、君の身に何が起こったのかは分からない。しかし、君が正義感に溢れる強い人間だと言うことは分かる！爆豪少年を傷つけてしまったことにショックをしているなら、傷つけないで戦うやり方を探そう！

櫂醨：オールマイト、、、

オールマイト：君は強い！！

櫂醨：っ！！（そうだ、私は、、、柱だ！負けちゃいけない！！）はい！頑張ります、オールマイト！

オールマイト：あぁ、その意気だ！

出久：（あっ、いつもの櫂ちゃんに戻ってる！オールマイト、すごいなぁ、、）