第3話

ゴメン
3,218
2018/08/17 14:51
涼太
涼太
あなた‼
あなた

何でいるの………

龍友
龍友
俺が呼んだ
あなた

………帰る

涼太
涼太
あなた!待って……


後ろから涼太が抱きついてきた。

あなた

離して……

涼太
涼太
何で急にいなくなったの?
あなた

…………

涼太
涼太
答えろよ!
あなた

皆を傷つけたくなかったから、GENERATIONSを消したくなかったから、あとは、自分の都合


……これでいい?

涼太
涼太
今、結婚してるの?
あなた

してない

涼太
涼太
じゃあ、亜嵐くんが言う女の子って誰の子?
あなた

言わない

ってか、離してくれる?
着替えたいし、仕事だってしなきゃいけないし

涼太
涼太
今、何の仕事してるの?
あなた

いろいろ……

てか、マジでそろそろ離して……
早く仕上げなきゃいけないのが残ってるの!



涼太が腕をそっと離した。



ゴメン、皆
こうしなきゃいけないの……
あなた

じゃあね
ツアー頑張って



私は、泣き顔を見せまいと泣くのをこらえ、走って更衣室に向かった。
涼太
涼太
あなた………





―夕方―


私は、保育園に鈴を迎えに行った。
あなた

鈴!

鈴
ママ!じゃあね~!バラライカ先生!
あなた

楽しかった?

鈴
うん!今日はね、みんなでいっぱい遊んだんだ!
あなた

そっか……今日の夜ご飯何がいい?

鈴
オムライス‼
あなた

じゃあ、材料買いに行こうか!

鈴
うん!





―スーパー―
あなた

まずは、卵とケチャップ、そして玉ねぎ、グリーンピースかな?

鈴
ママ!お菓子買って~!
あなた

ん~……どうしよっかなぁ

……1個だけならいいよ?

鈴
やったぁ!




私と鈴はスーパーを出て家に帰ろうとした。


すると、目の前に車が止まって無理やりのせられた。
あなた

⁉⁉⁉
何ですか⁉

鈴
ママ~!
あなた

大丈夫……
ママがいるから……

ホテルに着いたら、702号室に向かってください
あなた

分かりました








―ホテルの702号室―


私達は、言われた通り702号室に向かった。


コンコン
ガチャ
あなた

あの………

隼
皆~!あなたが来たよ~!
あなた

鈴
ママ……怖いよ…
あなた

大丈夫
ママの知ってる人だから

ちゃんとつれてきたよ
あなた

⁉⁉⁉
さっきの!

亜嵐
亜嵐
www気づかれてないww
メンディー
メンディー
かなメンディー‼
あなた

メンさんだったの⁉

……じゃなくて!どういうつもり⁉

裕太
裕太
ちゃんと、聞き出さなきゃなって思ったから
鈴
ママ~……泣
あなた

大丈夫だから……ね?

鈴
うん……
私は、鈴を抱き上げあやしながら話を聞く。
あなた

ねぇ、まだこの子夜ご飯食べてないの
それに、仕事だって残ってるし……
帰らせて

亜嵐
亜嵐
じゃあ、俺達もあなたの家についてく
あなた

チッ……お好きにどうぞ




―家―
全員
デカッ!
ここに2人で……
あなた

うるさい
近所迷惑



ガチャ
あなた

じゃ

私は、ドアを閉めようとした。
隼
ちょっと待って!
俺達は?
あなた

ついてくるのは好きにしろって言った
でも、誰が入れると言った?

……鈴、おてて洗って着替えといで

鈴
うん!

♪~♪♪~~!
あなた

鈴!それは………!

涼太
涼太
何で、その子が俺達のまだ出してない新曲知ってんの?
鈴
これね!ママがパソコンでいっぱい作ってるんだよ!
あなた

鈴………

龍友
龍友
あなたの仕事って作曲家?
あなた

ハァ………いろいろやってる



私が、少し油断した隙に
隼
お邪魔しま~す!
あなた

え、ちょっ‼

あっという間にみんなが家の中に入ってきた。
















次話へ続く____。

プリ小説オーディオドラマ